日本神話を子供向けに楽しく学べるサイトなら、『ひみつの図書館』がおすすめだ。神々の物語をイラスト付きで解説していて、難しい言葉を避けた優しい表現が特徴。例えば、イザナギとイザナミの国生みの話も、『ふたりの神様が海をかきまぜて島を作った』のように簡潔にまとめられている。クイズコーナーや塗り絵ダウンロードもあって、遊びながら学べる工夫が嬉しい。
もうひとつ挙げるとすれば、NHK for Schoolの『昔の人のお話』シリーズ。3分動画でアマテラスの天岩戸伝説を人形劇仕立てにしていたり、スサノオのヤマタノオロチ退治を紙芝居風に再現していたりと、映像の力で子供の興味を引きつける。特に「なぜ鏡と勾玉が三種の神器なのか」といった背景までカバーしている点が深い。神社との関連を紹介するコラムも、実際に家族でお参りする時の会話の種になりそうだ。
地域密着型なら、出雲大社協力の『わくわく神話ランド』も良い。地図上でクリックするとその地方に伝わるエピソードがポップアップ表示される仕組みで、因幡の白ウサギや大国主の国譲りなどが出雲弁風の語り口で再生される。方言の響きが親しみやすく、『古事記』の舞台が現代のどの県にあたるのかを学べる地理学習要素も光っている。