King Gnuの『逆夢』は、変拍子を駆使した楽曲構成が特徴で、聴いていると自然と体が左右に揺れ始めます。サビの部分で突如現れるシンコペーションが、心地よいリズムのズレを生み出しています。ドラムとベースの絡みが絶妙で、これほどまでに『横揺れ』を意識させられる曲も珍しいです。ライブで演奏されると、客席全体が同じリズムで揺れる光景が見られます。
コミュニティでよく話題に上るのは、ラファにまつわる曲の中でも強い感情を引き出すものだ。
僕が最初に心を奪われたのは、主題歌の一つである'Shadow of Rafa'だった。澄んだ女性ボーカルとストリングスが重なり合うイントロから、一気に世界に引き込まれる。劇中の決定的なシーンで流れることで人気が爆発し、サビ部分の旋律がファンの合唱で何度も再現されるほどになった。曲のアレンジ違いが複数存在するのも愛される理由で、アコースティック版やオーケストラ版で聴くたびに新たな発見がある。
次に印象的だったのはインストの'Rafa's Lament'だ。ピアノと低弦を中心に据えた静謐な曲で、登場人物の内面を音で描き出す力がある。物語の余韻を残すエンディング近くで使われることが多く、SNSでは『泣ける』といった感想が飛び交っている。最後に挙げる'Wings of Memory'はアップテンポな楽曲で、イベントやライブで盛り上げる定番となっている。いずれの曲も、楽曲自体の完成度に加えて劇中での使われ方やファンの共有体験が人気を後押ししており、だからこそ今も繰り返し愛されていると感じる。