雨の日に傘を忘れたとき、友人が『治るよ』と声をかけてくれた。この日本語のニュアンスを英語で表現するなら、'It'll get better'が近いかな。傷や病気だけでなく、気持ちの回復にも使える汎用性が特徴だ。
一方、壊れた時計が『直った』なら、'It's fixed'か'It's repaired'が適切。物理的な修理に焦点がある表現だ。'My bike was fixed yesterday'と言えば、自転車の修理が完了したことをストレートに伝えられる。
興味深いのは、日本語の『治る』には自然治癒のニュアンスがあること。風邪が治るなら'My cold cleared up'という表現がぴったりで、医療介入よりも時間の経過を感じさせる。