胸の奥で何かが囁く感覚、その英訳には微妙な差が出る。呼んでいるという現在進行形の力と、胸のどこか奥でという漠然とした位置感覚が両立していて、直訳だけでは色合いが変わることが多いと感じる。
個人的には『呼んでいる 胸のどこか奥で』を英語にするとき、二つのポイントを意識している。ひとつは"胸"をどうするか――英語だと"chest"と"heart"でだいぶ印象が違う。感情的・詩的な文脈なら"heart"の方がしっくりくることが多い。一方で、身体感覚や具体的な不安、胸の奥の圧迫感を伝えたいなら"chest"の方が生々しい。もうひとつは"呼んでいる"の継続性で、"is calling"とするか"calls"(現在形の叙述)にするかでニュアンスが変わる。歌詞や台詞なら"is calling"のほうが臨場感を残しやすい。
最終的な英訳例としては、文脈次第で使い分けるのが賢明だと思う。情緒重視なら"Something calls from deep within my heart."、やや身体的な引力を示したいなら"Something is calling from somewhere deep in my chest."という具合。個人的には『君の名は。』のような青春的な切なさがある場面では"heart"を選びやすい。どちらを選んでも原作の意味は伝えられるが、雰囲気をどう残したいかで最終形が決まると考えている。
探してみたら、意外と手に入りやすいよ。まず英語圏でのタイトルは 'If You're Happy and You Know It' だから、海外の楽譜サイトにも同曲のアレンジが多数並んでいる。例えば Musicnotes や Sheet Music Plus では、ピアノ・ソロや簡易伴奏、合唱用のアレンジがダウンロード販売されていることが多い。無料を探すなら MuseScore のコミュニティ譜面が有力で、ユーザーが作成したシンプルなピアノ譜やコード譜をそのままダウンロード・編集できることが便利だった。ギターや簡単コードでいいなら、Ultimate Guitar や各種コード譜サイトに譜面がある。
自分はよくダウンロード譜を買って即座に印刷し、子ども向けのテンポで弾きやすく編曲し直すことが多い。原曲はコード進行がとても素直なので、キーCならだいたいこうなる:
C / C / G7 / G7 / C / C / F / F / C / G7 / C / C
このパターンをベースに、左手はドローン(ルート)と五度を交互に弾くか、オクターブで押さえるだけでも十分に賑やかになる。右手はメロディをそのまま弾いてもいいし、和音を分散してアルペジオ風にすると幼児向けの柔らかい雰囲気になるよ。
実践的な入手のコツとしては、検索ワードに『'幸せなら手を叩こう' 楽譜 ピアノ』『If You're Happy and You Know It sheet music piano』『childrens song piano score』などを組み合わせるとヒットしやすい。電子楽譜は移調がワンクリックでできるものもあるから、歌う人の音域に合わせたキー調整が楽になる。自分は気に入ったアレンジを見つけたら、テンポと左手パターンを変えてオリジナルに仕立て直すのが楽しみで、そうすると演奏するたびに表情が変わってくる。