由々しき事態の語源や歴史について詳しく知りたいです

2026-05-20 23:33:10
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4 Answers

Arthur
Arthur
小説通 主婦
明治期に法律用語として採用されたのが転機でした。『由々しき事態』が公的文書で使われるようになり、現在のような『緊急を要する重大な状況』という定義が固まります。面白いことに、戦時中はこの表現が頻繁に使われたため、終戦後しばらくタブー視された時期もありました。1980年代以降、ニュース報道で再び頻出するようになった経緯は、社会の危機意識の変化を反映していると言えるでしょう。
2026-05-23 15:40:07
2
紹介者 美容師
この言葉の面白いところは、漢字の「由」がもともと「理由」や「経緯」を意味していた点です。つまり『由々しい』とは『原因が重大である』という原義があり、単に結果が深刻なだけでは使われませんでした。江戸時代の随筆『翁草』には、町人同士の諍いを『由々しからず』と処理した記録があり、現代とは少し違う用法も確認できます。
2026-05-24 08:04:00
5
紹介者 料理人
由々しき事態」という表現は、現代でも重々しいニュアンスで使われますが、そのルーツは平安時代の宮廷文化にまで遡ります。当時の貴族社会では、些細な儀礼の乱れや身分秩序の揺らぎを『由々しき』と表現しました。

特に『源氏物語』には、光源氏が政敵を退ける場面で『由々しきこと』という表現が使われています。ここでは『看過できない重大事』という意味合いが強く、単なるトラブルと政治的な危機を区別する言葉として機能していました。中世に入ると武家社会でも採用され、戦国時代の書状には『由々しき儀』として合戦の危機的状況を伝える用例が見られます。
2026-05-24 22:28:13
1
Annabelle
Annabelle
本好き 弁護士
若い世代には堅苦しく感じられるかもしれませんが、『由々しき事態』には日本語ならではの曖昧さの美学があります。直接的に『危険』と言わず、『看過できない経緯を伴う重大事』と表現するあたり、古代から続く日本的慎重さの遺伝子を感じますね。最近ではS炎上案件を揶揄的に『由々しき事態』と呼ぶなど、新たな用法も生まれつつあります。
2026-05-26 23:24:19
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由々しき事態とは具体的にどのような状況を指すのか?

4 Answers2025-11-21 07:49:25
漫画『進撃の巨人』の世界観を考えてみると、由々しき事態とは文字通り人類存亡の危機を指すでしょう。壁の外に広がる巨人の脅威は、単なる戦争や紛争レベルを超えた絶望的な状況です。 しかし現実世界では、気候変動による大規模災害や核戦争の脅威など、グローバルな危機がこれに該当するかもしれません。個人的には、社会全体が正常性バイアスに陥り、明らかな危険を無視し続ける状態こそが最も由々しき事態だと考えています。危機を認識しながらも行動を起こせないジレンマは、フィクション以上に深刻な問題です。

由々しき事態の類語や言い換え表現を知りたいです

4 Answers2026-05-20 08:27:26
深刻な状況を表現する言葉はたくさんありますね。'由々しき事態'というと、かなり重大で緊急を要するニュアンスが含まれています。 '危急存亡の秋'という表現も、危機的状況を強調するのに使えます。歴史的な文脈でよく見かけますが、現代のビジネスシーンでも適用可能です。また、'火急の用件'はより日常的な緊急性を表すのに適しています。 '看過できない事態'は、無視できない重大さを伝えるときに便利です。特に組織的な問題や社会的な課題について議論する際に重宝します。'一刻を争う状況'も、時間的緊迫感を加味したい時に効果的でしょう。

「忌々しい意味」の語源や歴史について詳しく知りたいです

3 Answers2025-11-28 14:06:44
「忌々しい」という言葉の響きからは、何かしら強い嫌悪感や怒りが伝わってきますよね。この言葉の語源を辿ると、古語の「いまいまし」にたどり着きます。平安時代の文献にも登場し、当時は「不吉な」「縁起が悪い」という意味で使われていました。 時代が進むにつれて、次第に「不快だ」「腹立たしい」という現代に近いニュアンスへと変化していきます。面白いのは、『源氏物語』のような古典作品では、主人公の光源氏が不運な出来事に遭遇した際に「いまいまし」と嘆く場面があること。千年以上前から、人間の感情表現の根底にあるものは変わらないのかもしれません。
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