研究者は再現性と妥当性を重視するため、家庭の即席テストを診断ツールとして推奨しない。より信頼できる判断をしたければ、正式な神経心理検査や専門家の評価が必要になる。興味を満たす程度なら遊びで試すのは構わないが、それを決定的な証拠にするのは避けるべきだ。『Phantoms in the Brain』を読めば、脳の奇妙さと複雑さがよく伝わってくる。
本格的な評価は神経心理学的検査や脳イメージング、専門家による解釈が必要で、誤解や過剰な単純化を招きやすい。『The Man Who Mistook His Wife for a Hat』のような症例を読むと、脳の局在性は奥深く、素人判断が及ばない複雑さがあると感じるだろう。だから、興味本位で試すのは構わないが、それを根拠に性格や能力を決めつけるのは避けたほうがいいと思う。