私が結婚式で使える大人向けのダジャレ 一覧を教えてください。

控えめに言って、結婚式のダジャレは場を和ませるスパイスになると思う。列席者がクスッとする程度に抑えれば、祝辞を引き締めつつ会場の空気も柔らかくなる。ここでは大人向けに軽く気の利いたものを集めてみた。場面や新郎新婦のキャラクターに合わせて選んでほしい。

・「縁（えん）あってのご結婚。これからは円（えん）満に」
・「指輪は『輪』の話。回し合っても返却は不要です」
・「今日からふたりは ‘共同’生活。家事も共同、感動も共同でお願いします」
・「入籍は入席の略ではありませんが、席はぜひ譲り合ってください」
・「愛は量り売りじゃないけど、重さは二人で分け合うのが一等（いっとう）です」
・「結婚はマラソンよりリレー。バトンは投げ捨てないで」
・「ケンカしたら『仲直り料』を請求しないで済む夫婦でいてください」
・「共働きなら『共に稼ぐ』、共感も稼いでください」
・「家族が増えるのは“増税”じゃなく“増福”です」
・「愛の形は人それぞれ。でも指紋は唯一無二、お互いの指紋を大切に」

私はこういう軽いジョークを入れるときは、必ず愛情と敬意が伝わる言い回しを選んでいる。会場の空気を読みつつ、笑いを贈れば素敵な一言になるはずだ。

落ち着いた場でさりげなく笑わせたいときは、鋭さより柔らかさを重視する。年配の参列者もいる席で使える、角のないユーモアを集めてみた。口に出すときはトーンを低めにして滑らかに運ぶと効果的だ。

・「結婚は『結ぶ』だけでなく『結い』合うこと。ほどけないように編んでください」
・「二人が作る家は『我が家』ではなく『輪が家』になってほしい」
・「夫婦喧嘩はスパイスのようなもの。使いすぎると味が変わるので控えめに」
・「今日の誓いは契約書より重い。印鑑よりも言葉を大切に」
・「祝杯は『一杯』で終わらせず、思い出で何杯でも乾杯できるといいですね」

時間をかけずに場を和ませつつ、新郎新婦とその家族への敬意を示すのに私はこういう言い回しを好む。丁寧に笑いを取れば、式全体が柔らかく温かくなる。

祝辞でウケを狙うなら、ちょっとスパイスの効いた大人のダジャレが便利だ。場を張らずに軽やかに笑いを取るためのネタをいくつか用意したよ。私が使うときは、相手のキャラや親族構成を考えて多少アレンジすることが多い。

・「今日の新郎は釣りが得意だって聞きました。これからは『釣った魚に餌をやる』じゃなくて、餌も一緒に食べてください」
・「結婚は共同事業です。株式じゃないから『離婚』の売買は無理ですよ」
・「新婦の笑顔は無形資産。減価償却しないでください」
・「二人の愛はエコです。無駄な浪費は減らして、ハートは増やしていって」
・「今日から『お義父さん』『お義母さん』が増えます。義理チョコならぬ義理孝行で返してください」
・「新婚旅行は研修だと思って学んできてください。学費は共通の思い出で払う感じで」

若めの親戚や友人がいる席なら、ちょっとした洒落を混ぜるだけで場が和む。私の場合は一度笑いが起きるとその先の話も入りやすくなるので、短めの一言ネタを好んで使っている。