図を探すとき、まず公式の資料を当たるのが一番手堅い手段だと考えている。
僕は普段、作品の公式サイトや制作側が出している宣伝資料から入ることが多い。『
アリアドネ』の公式サイトにはキャラクターページやスタッフコメントが掲載されていることがあり、そこで簡潔な相関図や登場人物紹介へのリンクが見つかる場合がある。さらに、Blu-rayやDVDの特典ブックレット、公式アートブックや設定資料集は信頼性が高く、人物関係が整理された図版や年表が載っていることが多いので、手に入るなら目を通す価値がある。
それでも見つからない場合、刊行誌のバックナンバー(たとえばアニメ誌の特集記事)や公式Twitterの過去ツイートを遡ると、スタッフが公開した図や制作資料の断片に辿り着くことがある。僕はいつも公開日付や出典を確認して、どの時点の相関図なのか(ネタバレ解釈や設定変更があるか)を気にしている。最終的には公式資料を基準にして、ファン作成の図と照らし合わせると安心だ。自分のメモ代わりにまとめ直すことも多いけれど、まずは公式本や特典を優先して探してみてほしい。