英語話者に堂々巡りのニュアンスを伝えるとき、まずは日本語の語感と英語の近い表現を並べて示すのが効果的だと感じる。
具体的には『Groundhog Day』のように状況が繰り返されて進展がない場面を挙げて、英語ではよく "going in circles" や "stuck in a loop" を使うと説明する。私は例を出すとき、原因が解決されず会話や議論が同じ場所をぐるぐる回る様子を強調して伝える。英語話者には「同じ点に戻ってくる」「決定に至らない」と言い換えるとイメージしやすい。
加えて、論理的な観点での「堂々巡り」は "circular reasoning"(循環論法)と区別して教えると混乱が減る。日常会話での『堂々巡り』は感情的なフラストレーションを伴うことが多いので、実際の会話例を一つ示して感覚を掴んでもらうと、私の経験では伝わりやすい。最後は短く "You're just going in circles" と言えば自然につながることを確認して終える。
威風堂々という言葉を聞くと、まず音そのものが重みを持って立ち上がるように感じる。威風は威厳や風格、堂々は落ち着きと余裕を示していて、合わせると「威厳を保ちつつゆったりとした存在感」を意味することになる。私は若い頃に演奏会で'Pomp and Circumstance'の行進曲を聴いた経験があって、その荘厳さと端的な格式がこの言葉のイメージとぴったり重なった。
場面で言えば、威圧的なだけではなく、周囲に自然と敬意を抱かせるさまを指す。振る舞いの一つひとつに自信と節度があり、騒がずに中心にいる存在。言葉の使いどころは、人物描写や賞賛の表現で、ときに褒め言葉として、または人物の雰囲気を客観的に伝える語として便利だと思う。個人的には、格式と人間味が同居している表現として好ましく感じる。