番台の仕事は思っているより多岐にわたる。まずはお客さんの安全確認。
酔っ払いが入ろうとしていないか、子供だけで入浴していないかといったチェックが第一。
忘れ物の管理も重要な仕事。貴重品から下着まで、本当に様々なものが預けられる。『あのー、タオル忘れたかもしれません』と聞けば、さっと控えのタオルを出してくれるサービス精神もすごい。
面白いのは季節ごとの対応。夏は冷水の準備、冬は脱衣場のヒーター調整など、細かな気配りが求められる。最近では感染症対策で消毒液を補充したりと、時代に合わせた仕事も増えている。
番台の人がいると、何かあったときにすぐ聞ける安心感がある。あの存在が銭湯を公共の浴場として成り立たせているんだと思う。