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シモツキテンマ
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Novels by シモツキテンマ

黒天使たちの飛行戦記

黒天使たちの飛行戦記

第二次世界大戦がはじまった。この世界では日英同盟が健在であり、それに伴って日本はイギリスへ軍を派遣することになる。 戦線は膠着するも42年にアメリカがドイツ側で参戦したことにより戦況は一気に変化した。そして44年にイギリスを屈服させるべくドイツ、アメリカ連合軍がイギリスへと大規模空襲を始めようとする。イギリスもまた日本に援軍を求め日本はそれに応じる。そしてその中に機材輸送メインとして女子航空隊「天使隊」があった。が、彼女たちは戦争に巻き込まれ、「ケルビム」隊として活躍となる。 主人公はその女子航空隊の一パイロットである。
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Chapter: 第二部 番外編 とある傭兵の物語 中編
1943年10月 サンディエゴどうにか空母機動部隊が再編された。まあ、敵もパナマ沖合で運河から出たところを群浪作戦というやつで輸送船やら軍艦を襲って相当数の船があの海域で沈んだ。その中にはエセックス級の一番艦エセックスもあった。そんな感じではあったがあの海域で徹底的な対潜哨戒機とハンターキラー、および大規模護衛船団方式で何とか太平洋サイドに戦力を拡充することに成功はした。そしてその年の12月にハワイ奪還作戦が行われるが、敵もそれを察知していたのか我々が来た時にはすでにもぬけの殻になっていた。後で調べてみると燃料基地の燃料はすべて空で弾薬庫も同様に空っぽだったよ。あと補修用パーツやら工作機械など何もかもすべて持ち去られた後だったそうだ。奴らの嫌がらせなのかあちこちにブービートラップが仕込まれていたりしたなぁ。俺は空母乗り組みだったので直接的な被害はなかったが、ハワイに移住していた日系の連中も満州へと逃げたそうだ。そして部隊再編の際に俺は新たにミッキーサイモンという相棒がやってきた。奴はどうやらボストンの金持ちのボンらしいが奴から話を聞くとどうやら不義の子供だったそうだ。「そうか。金持ちには金持ちの苦労があるというやつか」「そうなる。予備士官でアナポリスを短期卒してパイロット適性があったからパイロットになったということになるな。ムーアよ」「ああ。そうか。じゃあ俺がトップでいいのか」「階級は俺の方が上かもしれないけれど空じゃあまだヒヨコだしな。なんでもジャパンのゼロというのはトンデモナイ飛行機だそうじゃあないか」「そうだ。俺も二度ほど戦ったが結果はコテンコテンにやられたよ。まあ、旧型のワイルドキャットでだがな。今の新型ではまだ戦ってないのからどうなのかわからんが、強敵というのは事実だろうな」ソロモン方面からと言いたかったが、残念ながらオーストラリアがイギリスとの同盟堅持という方向でソロモン方面からの進出は不可能。おまけに南シナ海と東シナ海の主だった海峡に大量の機雷がばらまかれているそうで、とても使える状況ではない上に、島嶼から基地航空隊がワンサカでとてもではないが太平洋横断による進撃が無理ということになりアリューシャン方面より侵攻することが決まった。そこでの戦いは詳しくは言わないがはっきり言えば空母機動部隊の出番は全くなしという状況だった。何しろ
Last Updated: 2026-08-03
Chapter: 第二部 番外編 とある傭兵の物語 前編
2008年 3月 横須賀の老人シェアハウスにて私の名前はゲイリー・ムーア元アメリカ合衆国海軍元少佐戦闘機パイロットである。私の寿命もそう長くはないので私の人生の回想録をここにつづることにする。私は1910年にシカゴという都市に住む貧乏な街の夫婦の元で生まれた。まあ、例によって大都市の吹き溜まりというかごみ溜めというかその場所で俺は多感な幼少期を過ごすことになった。で、シカゴといえばアルカポネ達のマフィアの抗争ってやつで私も小遣い稼ぎというか生活のためギャングの走りやらカッパライと何でもやったさ。で、そんな俺も年貢の納め時というのかな。1925年に俺はポリスに逮捕されて留置所さ。で、両親はとっくに死んじまっていたさ。まあ、15歳だったので少年ということでそのまま少年院送りとなり。そこで読み書きなんかを教わったんだ。で、16の年に少年院を出所した俺はなけなしのお金をもってシカゴからサンディエゴへと渡ったんだ。で、サンディエゴの軍港近くのガソリンスタンドの店員として生活の糧をえていたんだが、28年の夏だった。あの日は忘れられない日だったな。いつものようにガソリンスタンドで車への給油業務をしていたら空から爆音がしたのでふと見上げると4機の飛行機が編隊を組んで大空を駆け上がる姿をみた。そしてその印象はとても焼き付いたのを覚えている。「おい。ゲイリー。何ボーとしているんだガソリンが漏れてるぞ」「あ。ボス。あれはいったい何だ?」「ありゃあ。近くの海軍航空隊の訓練飛行だよ。おめえ知らなかったのか」「ああ。空なんか見上げたことがなかったからな。で、さ。ボス?海軍に入ったら俺でもあんな飛行機操縦できるのかな」と聞くとボスは言う。「はは。そりゃあ。無理だ。あれを飛ばしている連中はアナポリス出の連中ばかりさ。お前さんが頑張ってもせいぜい一等水兵ってところだぜ。って何そんな顔している。兵隊からだって努力しだいじゃあパイロットになれると聞いたことがあるぜ」「そっか。ボス俺。兵隊になろうと思います。少年院上がりの俺を雇ってくれた恩義はありますが。その可能性とやらにかけてみたくなりまして」「そうだろうな。若いというのは良いことだ。じゃあ軍の事務所に行って志願するのか」「ええ。18なんで徴兵年齢には達したので入隊しようと思います」「そうか」そんな感じで俺は海軍事務所
Last Updated: 2026-07-18
Chapter: 第二部 番外編 1955年の世界の状況
今回は1955年昭和30年における世界と日本の状況をいくつか紹介します。1949年(昭和24年)に始まったアメリカ戦争と日本では呼ばれているが世界では第三次世界大戦という風に認識された戦争であるがこの戦争は奇妙な戦争ともいえる。事の始まりは1946年に始まった合衆国分裂から起こる。イギリスを占領したアメリカであったが、カナダから同時多発的に北部から侵攻されモンタナなどを占領されたアメリカであったが休戦協定が結ばれた時には首都のワシントンDCが陥落寸前という状況であったりする。そして日本とイギリスの共同研究によりニュークが開発されたという情報が入りアメリカ首脳部は核攻撃を恐れて停戦を呼びかけそしてイギリス本土返還という手を打ったともいえる。で、カナダの方もまた休戦が発布されたと同時に元のカナダ国境まで軍を引いていたりする。そしてそのことに激怒した南部諸州とカルフォルニア、アリゾナ、ユタ、オレゴン、コロラド、ネバタ、ニューメキシコ州が合衆国連邦から独立しアメリカ連合国を設立。以後にらみ合いが続くことになる。欧州では同じ年に東西に分かれていたドイツが一つとなり、亡命していたカイザーの息子が新たなドイツ皇帝となるも、イギリス王室と同じく権威を持つが政治にはノータッチというスタイルを取りドイツが統一を果たす。一方、フランスなどはドイツ占領から解放されるも軍事などはかなり制限が課せられている状況であったりする。まあ、ヴィシー政府が完全なフランスとなりドゴール将軍とその一味達は反逆者としてイギリスから引き渡され46年に国家反逆者としてギロチンの露と消えている。ベネルクス三国も一応開放されるも植民地はすべて解放させられ経済的にもひどい状況となっている。まあ、ドイツの傀儡に近い状態といえよう。イギリス本土はロンドンが核攻撃を受け廃墟となり、国土の8割が戦場となった上インドなどの植民地も50年までに独立ということで下手な手を打てず手持ちの兵器などを売り飛ばすなどして経済を立て直していたりする。それが45年以降の世界の状況であったりする。一方日本も空襲を受け、連合艦隊、海上護衛総体、民間商船団ともに少なくない被害を受けたが停戦後の大規模な金融緩和と貨物船の置き換え建造需要で不景気を脱却しつつあった。そして時の首相である吉田茂氏が打ち上げた国土改造5か年計画により、戦前か
Last Updated: 2026-07-11
Chapter: 第二部 第10話 休戦が確定し私は退役して結婚する
1950年 2月 横須賀港「ようやく日本の土地を無事に踏めたわね。で、これからどうするのあなた」「そうだね。まあ、とりあえず両親に紹介と言いたいところだけど。吾輩も両親は既に死亡しておらんばい」それを聞いた私は言う。「そっか。実は私も天涯孤独なのよね。で、これからどうする」「そうだな。まずは婚姻届を提出だろうなぁ」そんな感じで私は大山という技術士官と良い仲になったわけよ。そしてこれからの生活をどうするのかという思案に明け暮れたという感じね。まず私達は預かってもらっていた側車《サイドカー》を引取りに高槻さんのところに来たわね。そこで旦那と子連れとなった奥さんが来たわね。「ユキ。あんたも生きて帰ってきたんやなぁ。うちは嬉しいで」「晴子さんはどうやら無事に生まれたようですね。男の子なのね」「そうやで。で、あんたの横の男はもしかしてユキの良い人か」「そうなるね。この人と一緒になるんだけれど。あいにくとアタシも旦那ともに両親がいなくてね。で、入籍だけしようと思っているのよ」というと晴子が言う。「なんや。水臭いのう。ウチが媒酌人になったるで。それに水無瀬准将たちやほかの生き残った連中も集めて式上げたるで。あ、そうだった。ウチもアンタも一応英国の爵位持ちだったんやなぁ。すっかり忘れていたで」「そうでしたね。となると、水無瀬大佐にも話を通しておいたほうがいいわね」「そうやな」で、旦那の敏郎さんはいう。「ユキあんた。一体どんな人物なん。爵位持ちというがあんた宮様なんか」旦那の質問に私は答える。「そうね。昭和19年のイギリスの戦いを知っているかしら」「知っとるばい。わいも海軍航空技術廠の技師としてジェットエンジンの技術交流でイギリスにいたばい」「そう。私は天使隊という航空機空輸任務に従事していたけれど、ドイツ、アメリカ軍の戦闘機と空戦になって部隊の8割が喪失して部隊は消失しそのままイギリス空軍のケルビム隊に編入となって対戦闘機、爆撃機迎撃任務に従事したわね。そこで出撃回数500回以上撃墜数累計400機前後のスコアをだしたパイロットよ。その後のイギリス本土撤退戦でも獅子奮迅の活躍したということでイギリスの王室から騎士《ナイト》の称号をもらったわけよ。それで私は女性だからレディミズモとイギリスでは通用することになるわね。まあ、機密だから詳しいこ
Last Updated: 2026-07-09
Chapter: 第二部 第九話 休戦となる
我々がノーフォーク軍港を強襲揚陸作戦がおこなわれ作戦は無事に成功し我々は北米大陸の東海岸サイドに橋頭堡を確保したわね。で、そこから電撃戦でワシントンDCを確保するべく進撃が行われることになった。私たち撫子隊はニューヨーク近郊の飛行場を拠点にエアカバーを行うべく連日の出撃と相成ったわけだけれど、敵さんもさすが首都だけあって防空体制は鉄壁に近い状態だったわね。しかしながら制海権を取った上にニューヨーク、ボルチモア、ボストンなどの港を確保しそれらの港から中東の油や欧州で加工されたゴム製品や戦車などが揚陸されアメリカ連合国の首都であるワシントンDCを目指して電撃戦が開始されたわ。~ニューヨーク近郊の飛行場~「戦はこれからどうなるのかしらね。早いところ終わって欲しいものね。噂じゃあ停戦交渉が始まったとかなんとかと聞くわね。ユキ」「そうなるわね。マリア。しかしお互いコードなしで呼び合うというのもいささか不思議な感じだよね」「停戦交渉があるというけれど奴らの最後の悪あがきがあるかもね。っと。どうやら予感は当たったようね」サイレンがけたたましく鳴り響きスクランブルが発令されたわね。私たちは大急ぎで耐Gスーツを装備し酸素マスクのチェックを行ってヘルメット被って格納庫に向かった。そして整備兵はエンジン始動させその間に私は機体備え付けてある梯子を使って機体に乗り込み座席バンドを締め対Gスーツと酸素マスクのコネクターを接続しそれぞれ動作を確認し緊急発進をおこなったわね。管制から走行離陸を行えという指令をうけ私たち4機は緊急出撃したわね。管制からのデータを聞いて絶望的になったわね。数は戦爆連合で800機高射砲連隊から地対空誘導弾や高射砲による迎撃がおこなわれるも敵もレーダー攪乱剤などを巻かれて効果が薄いという状況だったわね。その結果は迎撃に上がった連中の3割が被撃墜で、空中避難が間に合わなかった機体の大半が全損残ったのも大破状態で実質の戦力の6割以上を喪失したわね。まあ、壊滅的な被害ともいえるかしら。私たちの戦いはこの時点で終わったともいえるかしらね。この後の戦いはというと。その空襲から翌日にカナダから飛び立ったジェット重爆撃機嵐山400機を主体としイギリス、ドイツ連合国の重爆撃機、戦闘機連合がワシントンDCを空襲したわね。私たちはその作戦には参加できなかった
Last Updated: 2026-07-05
Chapter: 第二部 第八話 パナマで艦隊と合流しニューヨークへ
私達なでしこ隊は無事にパナマへと進出しカリブ海沖に待機していた第一艦隊と合流しニューヨーク攻略作戦に従事することが決定した。既に南部諸州のテキサス、アラバマ、ルイジアナ、ミシシッピ、フロリダ、カロライナ南北は西サイドへの合流を決め連合軍の補給所として活躍するという確約ができたそうだ。まあ、政治の話はそれくらいにして既に英軍を主体とした欧州連合軍は散々旧アメリカ合衆国に苦渋を舐めさせられた恨みを晴らすべく意気込んでいるようね。そしてデトロイトなどの五大湖工業地帯を占領しその施設をほぼ無傷で入手し、接収した施設を転用しトラックなどを生産しているようね。まあ、ワシントンDCに拠点を置くアメリカ合衆国国の方は五大湖を襲われた上に大西洋の港の大半を喪失と聞いてだからなぁ。で、私たちは大西洋艦隊の拠点であるノーフォーク軍港とその周りにあるニューポート造船所群を攻撃しその後空挺による強襲上陸作戦という無茶な作戦が建てられたわね。そして新設された帝国海兵隊の最初の作戦がこの作戦だそうよ。あ、帝国海兵隊とは海軍陸戦隊と陸軍船舶工兵隊が統合されて緊急展開作戦専用の部隊として運用されることになったわね。まあ、以前の戦いで島嶼戦での米海兵隊を参考としているそうだけどね。で、私達なでしこ隊はその上空支援攻撃となるわね。まあ、どこぞの馬鹿が立てた作戦なんでしょうがまさか夜間発艦し夜明け前にレーダーサイトや各種飛行場を叩くための攻撃隊の護衛任務になるとはね。まあ、血みどろの戦いになるでしょうね。ジェット同士の空戦というのは未知数だけどね。そして機材の点検をしていると大山という技師とばったりあったわね。「あんたが瑞雲ユキはんかね」「そうよ。たしか大山敏朗だったわね。技師さんが格納庫になにか御用かしら」「そうやな。あんたに惚れてしまったんよ」「私に。こんな年増の大女にね。まあ、チビでガニ股のあんたに惚れられるなんていやはや」「なんね。嫌なのかね」「違う違う。あたしもあんたのことが少し気にしていたのよ。で、明日は出撃になるわけだけど、私があんたのものになると言ったらどうする」「そりゃあ。据え膳なら戴くまでさ。めいっぱい交合して孕ませてやるばい」「素敵ね」とまあ、そんな感じでチューしてその後わたしもめでたく男の味を知りましたよ。まさかあんなチビでガニ股の男だったあい
Last Updated: 2026-07-04
独立愚連隊活動記

独立愚連隊活動記

時代は今から数百年後の世界。 人類は愚かな1週間戦争という戦争が行われ、その混乱を民主主義では対応できず。軍人による政治が行われた。そして旧アメリカなどの海洋国家を主体とした海洋連合と中華などの大陸国がメインの中華連合という体制となっていた。 そして汚染された地球の保護などをメインに大規模な宇宙開発が行われるも月は大中華連合が大部分を実効支配するも海洋連合は月ではなく火星、アステロイドベルト、木星、土星圏を実効支配している。しかし地球のラグランジュポイントは両連合とも中立地帯として共同で維持管理を行っている状況であったりする。
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Chapter: 番外編 マインシュタイン大佐の日常
私の名前はフリッツフォンマインシュタイン。帝国軍大佐である。身体的欠陥というか幼少期の事故により私の両目は人工の眼球でこうせいされている。通常の人間と同じく物は見えているので軍務も支障はないが、私の本分は参謀職である。私ごとであるが海洋連合軍の一人の女性准士官と深い仲となり、彼女が負傷による軍務続行不可で退役となった時点で私は彼女にプロポーズをしたのである。その結果は彼女にしてみれば帝国貴族の私の妻ならば衣食住は確保されているという事であり彼女の肉体的欠陥を知ったうえでのプロポーズであるので彼女は即決であったのは驚きである。まあ、我々二人は結婚式という派手な虚飾を嫌っているし彼女もそれを望んでいなかったが彼女がどうしてもやりたかったと言って純白のウェディングドレスを着て写真を撮りたいという我が儘というか希望をかなえてあげた。マヒした左足の再生医療として注入した再生用ナノマシンの副作用なのか機能不全を起こしていた子宮が回復したのは大いなる副産物であったな。左足の方も杖なしで歩ける程度というか日常生活を送る程度には回復したのはとてもうれしいことである。リハビリといって彼女は毎日ママチャリという日本地区で標準的な自転車に乗って数km離れた商店街で毎日買い出しに行って買い物をしており、子育ての合間を縫って通信制大学に入るべく勉学に励んでるそうだ。私も及ばずながらいろいろと手ほどきをしてるのだが彼女はまさに優秀と感じたな。すでに大学入試受験資格検定を合格したと聞いた時は私も大喜びをしたものだ。そして今の私は海洋連合日本地区の大使館付駐在武官として朝9時から夜の17時の週5勤務を行っていたりする。もっとも、駐在武官といえば合法的スパイというか武官同士での話し合いなどが行われていたりして意外と忙しい仕事でもある。だが、この仕事をもって私自身も退役を願い出ようと思うのだ。既に一生食うには困らない程度の資産はある、それに今の私には守るべき妻や子供がいるのでな。下手に戦場に出て彼女を未亡人にはさせたくないし生まれた子供たちに寂しい思いはさせたくないという感情が湧いたのは私自身の変化に戸惑ったりしている。おそらく以前の私を知るものが今の私の姿をみれば大いに驚くであろう。以前の私はドライアイスの剣とか言われるほどの悪く言えば冷酷、よく言えばリアリストといえばよいだろ
Last Updated: 2026-07-04
Chapter: 番外編 バルキリー隊スカウト達の物語その2
「咲夜。私たちの軍務期限が終わって無事に除隊できたけれどこれからどうしようか」「そうよね。美鈴《めいりん》と一緒に除隊できたのはいいけれど仕事の口を探さないとまずいわね」「そうよね。一応恩給はもらえるけれど昨今のインフレでは食うのも不自由だからなぁ。とりあえず一時的な住む場所はどうにかしてるけれどこの施設もいずれ出ていかないと駄目だしね」「そうだよね。私たちが今いるところは退役軍人の一時居住施設だからね」あ、自己紹介が忘れていたわね。私の名前は十六夜咲夜《イザヨイサクヤ》隣の女性は紅美鈴《ホンメイリン》ね。まあ、私たちは中華帝国系の血を引いてるけど一応、海洋連合に国籍を持ってるけれどね。まあ、私たち二人の関係だけど幼少期からの腐れ縁でもあり百合の関係だったりするけれどね。あたしたちとある大金持ちの家で住み込みのメイドとしていろいろとしていたけれどその大金持ちが没落して。私たちは暇を出された。行くところもなかったので軍に入ったのよね。「一応、私たち、掃除洗濯炊事といった基本的な仕事はこなせるよね」「そうだよな。あとは軍でパワードスーツ操縦技能資格を取ったしね。どこぞの工事現場とかの食堂で飯盛り女としてもできるしホテルのスタッフとしてもだよな」とメイリンが答える。「私は美鈴と一緒に仕事がしたいけれどね。だって私は美鈴が好きだし」そんなことを話しながら職業安定所で求人票を一通り見てみたがめぼしい募集はなかったわね。それで日銭というか食うために私たち二人は家政婦仲介所で二人とも登録するべく建屋に入ろうとしたときに私は白髪の男性とぶつかってしまった。「申し訳ありませんお怪我はございませんでしょうか」「それは大丈夫だ。だが、前方はよく見るように。おや。君たちはたしかミズモ・ランがいた部隊のスカウトか君たちがなぜこのような場所に来たのだ。そのあたりの話が聞きたいがどうかね」「それは問題ありません」「私も美鈴と同じ意見なので。どこで話をしましょうか」「うむ。ならば私の屋敷で話そう」そんな感じで私たちは帝国軍人それもお貴族様のお屋敷にきたわね。まあ、駐在武官がすむ屋敷だったわね。「私の名前はフリッツフォンマインシュタイン帝国大佐である。君たちの名前を知りたい」「私の名前は十六夜咲夜《いざよいさくや》元連合の上等兵になりますね」「私は紅美鈴《ほん
Last Updated: 2026-06-28
Chapter: 番外編 バルキリー隊スカウト達の物語その1
「なあ。美也。あのランが負傷除隊でいなくなってからあたしたちも満期除隊で除隊したのは良いけれど、世間の風は冷たいぜ。そう思うだろう美也」「ホントそうだね。私たち手足がまともについている状態で最前線に従軍して満期除隊できたというだけでも幸運の持ち主といえるのかもね真理愛」「だよな。だけど、食い扶持をどうにかしないと飢え死にするぜ」「とりあえず。五体満足で無事に軍隊を除隊できたそれだけでも儲けものじゃあないかしら真理愛、美也」金髪の女が二人に言う。美也と真理愛は答える。「確かにそうだけど、軍も薄情だよなぁ。僅かなはした金と給付金手続き用の書類だけ渡されてだしな。まあ、退役軍人向けの下宿があるから当面は住処には困らんがマジに食い扶持と住まいを何とかしないと俺たち飢え死一直線だぜ」「そうね。食い扶持というか仕事を見つけないとね。軍人年金とはいえ。上等兵の恩給なんてたかが知れているしね。でアリスには何かいいアイディアがあるのかしら」アリスは答える。「そうねぇ。現状私たちは女よね。それも体には大した傷跡もない。まあ、膜にかんしては3人とも破れているとして、手っ取り早く稼ごうというのならば、それこそ風俗店やスナック、キャバクラなどの店で働くだね。でも、これにはデメリットが大きいよ。若いうちはそれで稼げるけれど、若さは永遠じゃあないから衰えたら稼げなくなって悲惨な目に合うわ。それに性病などのリスクもあるからこれは最後手段となるわね。今の私たちが持っている資格といえば、強化外骨格作業機2級、小型汎用作業機1級、宇宙作業技能3級という感じね。まあ、宇宙港や空港などで貨物の積み下ろし作業員という手もある。他にはあたしは調理師持ってるけれど、真理愛や美也は何か資格があるかしら」真理愛が答える。「あたしか一応、軍に入る前にはきのこの研究家をしていてキノコ鑑定士やキノコの判別栽培をしていたけれどね。まあ、山林でキノコ採りとかでないとほとんど使えないかな」美也も答える。「あたしは一応、親が神社だったから、神職と巫女の資格は持ってるわね。でアリスの方は調理師以外になにかあるの」アリスは美也の質問に対して答える。「一応、調理師以外にはハンターも持っていたけれど、期限切れだから再試験受けないと無理ね。あと、日本地区で銃砲を所持しようとしたら結構大変ね」とまあ、オンナ三人
Last Updated: 2026-06-20
Chapter: 番外編 食堂での一幕
「いらっしゃいませ。ってラン。あんたいつ地球に戻って来たの」「外宇宙の拠点構築任務でケガして軍務続行不可能となってね。それで負傷除隊ということになったよ。まあ、懲罰部隊といえども負傷除隊はその限りではないしね。沙織も元気そうでなによりだよ」「そうね。ってランあんた結婚したんだ」沙織があたしの左手の薬指にはめられている指輪を見て訪ねてくる。「そうだよ。相手は帝国の将校さんとね」「そっか。ランあんたも幸せを掴めてよかったよ。今日はご飯をたべに来たの」「それもあるけれど旦那においしい店を教えておこうと思ってね。で、いきなりだけど今夜予約とれるかしら」「それはまあ、大丈夫よ」「ありがとね」という感じでお昼のピークタイムが終わって一息ついていた時に、以前店に来たランから今夜店に来るから予約したいとのことだったわね。で、その日の夜。予約時間5分前に彼女は旦那を連れて店に来たわね。まあ、ディナータイムに来てコース料理を食べてくれたわ。で、店がバータイムに入ってひと段落下ころ私はランの元に向かったわ。「如何でしたか本日のお料理は」「うむ。とても美味であった。シンプルな料理だがそれ故にとても美味であった。ところで女将でいいのかな。私はフリッツフォンマインシュタインである。となりは妻のランであるがフロイライン。君の名前をぜひ」「あ、私ですか私はタケベサオリと言います。ランとは戦友でした。ランとは違う部隊でしたが何度かランと同じ戦場に立っていましたので」「そうか。君はどの兵科にいたのかね」「空間機動歩兵をしてました。まあ、私も何度か実戦は経験しましたが、隊長が気を利かせてくれたのか上等兵になってからは木星の補給ステーション警備任務がメインでしたので」「そうか。フロイラインタケベ。君の料理は実に美味だった。ディナータイムには間に合わぬかもしれんがバータイムに私たちは来よう。お酒も料理も実に絶品だったでは失礼する」彼はそうして店を去ったわ。で、この後がとても大変だった。本当にあの人はガチで帝国の将校さんだったらしく、同期や部下を連れてきてくれたわ。私の方も金髪イケメンの将軍様に求婚されて結婚することになったわね。まあ、お店の方は弟子のケイに店を渡したよ。まあ、ケイもあたしが幸せになると聞いて大いに喜んだ。私が結婚してからだけど、店は大いに活気があ
Last Updated: 2026-06-15
Chapter: 第17話 外宇宙で拠点設立に成功する。そして私は退役する
シリウス星系 ワープゲート建設予定地「おーい。コネクターの接合はどうなってる」「すべて正常につながってるぞ」「そうかフレームの方はどうだ」「問題ない」「フレームを動かすぞ注意しろ」私の名前はミズモ・ラン海洋連合所属の准尉だね。今はシリウス星系外縁で対バグ戦闘に備えての橋頭保確保のために、輸送艦隊を迅速に運ぶためのワープゲートの建設が行われている。そこで私はその護衛としてモビルスーツに乗って工兵隊の護衛をしているのである。帝国軍、海洋連合軍人がお互いに協力して作業をしてるという光景は地球圏では見ることはないがここでは常な光景であったりする。個人的にはモビルスーツも作業に従事させればとも思うけれどサイズ的にでかすぎてということでAT隊の皆さんが工兵として作業を行っているのである。それからしばらくして交代が来たので私は母艦であるガンビアベイに戻り格納庫の所定の位置にモビルスーツを固定させる。「お疲れ様です。どうでした」整備兵の質問に私は答える。「ん。今のところ敵の襲来もなく確実に建設は進んでるわね。作業進捗予定通りという感じかな」「そうですか機材の方はどうです」「特に問題は無いね。一応チェックリストをまとめておいたのであとはよろしくお願いね」「わかりました」そんな感じで私はモビルスーツコックピットのハッチを開けて機体から降りる。そしていつも通り今回の出撃の報告書をまとめて指揮所に提出し本日の業務が完了となり、いつもの通りに腹を満たすべく食堂へむかうと帝国軍の士官様が配膳口に並んでいたのである。「あら、帝国軍士官が珍しいですね。ここは兵員食堂ですがって。オスカー大佐なぜここに」「簡単だ。兵隊の食するものも我ら士官が食う献立どのような違いがあるのか否かを知りたかっただけだ」彼の問いに私は答える。「そうですか。少なくても連合では兵隊も士官も食べている献立は変わりませんよ。まあ、配給される器が違いますが、普段の航行中や戦闘時の配給食は兵隊も士官も変わらないですね。それに士官と兵隊で献立が違っていたら、兵站というか主計課の皆さんも余計な手間でしょうに」「そうか。その辺は合理的ともいえるな。だが、この船の食事はとても美味である」「そうですか。それ料理長の鳳鳴さんが聞いたら喜ぶよ。彼女元豪華客船でチーフコックをしてたそうだけど今ではこの
Last Updated: 2026-06-14
Chapter: 第16話 外宇宙に進出せり
私の名前はミズモ・ラン海洋連合軍准尉であり、総撃墜数500以上のエースだったりする。まあ、元は戦闘工兵として数多くの激戦を生き延びた歴戦の戦士ともいえるね。まあ、ある意味火消し部隊で生き延びた故の撃墜数ともいえるけれどそれはともかく。私達ガンビアベイ隊はとうとうオールトの雲に橋頭保を確保することに成功し海洋連合と帝国サイドと共同作戦というか宇宙に関してはお互いに政治的なことはあるにしろ、バグという共通の敵がいるので、共に手を取ってことに当たらねば埒が明かないということで同盟というか共同戦線という形になったのである。そして私が所属している母艦ガンビアベイがその戦いの最前線を任されることになったのである。まあ、わが方は戦闘部隊はともかく艦船特に艦長クラスの佐官、士官不足であったが、帝国サイドから多数の士官が私たちの所にやってきたのである。どうやら帝国の方は艦船不足だったようだ。その為、帝国でも有名な提督がガンビアベイに乗り込むということでいろいろとすり合わせが大変だったけれどまあ、私自身は現場の1兵士としての立ち位置であったりするのでその大変さを傍目で見ながら現場の格納庫で機材の整備や調整をしていたりしてたのである。で、ガンビアベイが旗艦となって帝国艦隊と海洋連合の合同艦隊というがまあ、双方ともに掃きだめというか兵士としては超一流だけど性格、素行不良な連中ばかりが集まった部隊になったね。参謀と司令官としてマインシュタイン大佐とオスカー大佐の指揮でやることになったね。あ、そうそうシーマ中佐は例によって第三戦傷で後送されてしまったよ。あの様子では時間の問題だったね。そんなこんなでいよいよ外宇宙へいくことになるのであるが、休憩所で一休みしてるとマインシュタイン大佐が私に話しかけてきた。「いよいよ。人類は太陽系から離れることになる作戦上はシリウス星系に拠点を設けるというがどうかね」という質問に私は答える。「そうですね。一つだけ言えるのは船がやられれば我々は救援もなく野垂れ死にということになるということですね。一度敵の襲撃を受けて本船も航行不能状態にされたこともありましたからね。まあ、その時はまだ太陽系内だったので味方の艦隊と合流できてどうにかなったけれど今回は補給艦や自走ドック艦が後方にいるとはいえ、そのサービス艦隊がやられたら我々の進撃は不可能ということ
Last Updated: 2026-06-13
とある武装錬金術師の物語

とある武装錬金術師の物語

地球環境と似たような世界。古龍や機械獣がはびこる世界となるが知的生命体もまた別にいたりする世界で生物は生活していたりする。 かつて星をめぐっての大戦争が起こりそれにより白き巨人が異星人を攻め滅ぼすもその力によりかつての星々への文明は滅び去った。という伝承が世界各地にある。 その文明の遺物を再生しそれを使って生き延びるべく活躍する人類たちの物語
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Chapter: 16話 戦闘前夜
私の名前はホシイノブシゲ。まあ、しがないハンターだったがいろいろあってMS操縦徽章をもった人間である。まあ、それ以前に錬金術師という感じで修行僧として活動していたこともあったな。まあ、象牙の塔の権威主義に嫌気がさして実験と称して教授たちを爆殺し学舎を破壊したがな。ともかく今はここにはいないがエカテリーナという白人の女子を妻にしてすでに子供を宿してる親父になるのも時間の問題だ。この周辺の機械族からこの工場を報酬として貰って、工場内にあった、プチモビとなる小型汎用重機をレストアして販売をしたら大いに儲かってこのままここに妻と共に骨をうずめようと考えていたところで扶桑国軍がやってくると聞いて対応することにした。「さて、オオヨドよ、現時点での状況といえば数日以内にこの工場を扶桑軍が襲ってくるということでいいのだよな」「そうです。少なくても我々の目的としてはこの生産施設を温存させねばなりませんね。そうでなければですが最悪どうしようもなければこの施設をすべて爆破するという手もですね。すでにプチモビの生産施設は移送しておりますし、製造ノウハウも我々が握っている。まあモビルスーツや装甲強化服の製造施設を失うのは惜しいですが製造用機械や治具(ジグ)も大部分は疎開してありますので今の施設は事実上モビルスーツの予備部品を製造してるだけの状況ですので、最悪機械族にこの製造機械類を売ってもですしね」「そうなるな。で、現時点でのわが方の戦力はモビルスーツ2機だが、動かせる人間は一人だから事実上一機と改修した機械獣が40機、それに防衛用の自動警戒銃火器が600基と無人戦闘機が4機あとは対戦車地雷と対機械獣誘導弾だ。まあ、ムチャたちやギンたちもいるが奴らは多分モビルスーツを主体とした部隊で来るだろうからギンたちは役には立たんな。で、組み立て中の超大型機械獣のゴードンが一機か、まあ、ゴードンはいわば最後の切り札だが、問題は相手が国家の正規軍相手となるからな。今までの野盗やら武装集団ならば相手を殲滅すればそれで終わりだろうが、今度の相手を下手に殲滅しようものならば奴らは躊躇なくここにニュークをぶち込むからなぁ」そんな会話をオオヨドとしてるとムチャが訪ねてきた。「ボス。その話に出てくるニュークとなるものはいったい何なのだ。参考まで聞いてもいいかにゃ」「ああ、ムチャかみんなも聞いてもらい
Last Updated: 2026-09-12
Chapter: 15話 ノブシゲは基地を改修するも扶桑軍が来るとの知らせを受ける
我は名前はホシイノブシゲ。機械族たちの依頼を受けて機械獣の製造拠点を無力化してくれという依頼を受けてそれを見事に達成し、機械族からその報酬として基地周辺の領有権及び統治を任されることとなった。機械族の大半は避難のために移住を選ぶが若手や年寄りたちはあえてこの地に残ってくれたのはうれしい。ここの工場により今まで作れなかった機材が作れる上に吾輩と妻の二人がMSを動かせる人間と聞いてということらしいが・・・。まあ、妻のエカテリーナであるが機械族の医師に診てもらうと見事に妊娠していた。どうやら妊娠2か月とのことなので一番危険な時期と言われたので彼女は実戦からは遠ざかってもらうことにした。妻の方も察していたようだ。彼女は機械族が移動する際の飛行機に同乗することになり、子供を宿した女を置いておくほどということである。別れ際の様子をここに知るす。「まさかそのなんだ。でかしたというべきだろうな。男か女かはまだわかる状況ではないしな」「そうだね。私の腹の中にダーリンとの子供がいると思うとね。でも、良いの?私が前線離れて」「大丈夫だ。というか今の時期が一番危険な時期だからな。子供が生まれるまでマルチのところにいてくれ。この場所で何かあっても対応できずに我が子が流産ならまだしもエカテリーナまで死んだとなったら目も当てられん状況になるからだ」それを聞いたエカテリーナは言う。「そっか。わかった。ダーリンも私がいないと言って他の人族の女と浮気したら駄目よ。ムチャ、ミケさん自身が良かったら、ダーリンをつまみ食いしてもいいわよ」「それは光栄というべきなのかにゃ。奥様としてはそれでいいのでしょうか」「ん。どうせ。ダーリンの性欲をオオヨド一人では無理だし、ある意味ハーレム状態でしょ。あたしも一応遺伝情報提供という義務は知ってるからあなたたちがダーリンの子種を欲しがって交配しても止めようがないしね。だけど、ダーリンの一番は私だからね」という感じで話し合いは無事に終わる。翌朝輸送機が来て彼女たちは乗り込んだ。それから数時間後、機械族たちが無事にマルチの村にたどり着いたという情報が無電で来たので我はひとまず安心した。ATはいわば戦闘用パワードスーツであるが、この工場の倉庫に朽ち果てた手足の生えたポッドを見つけて機械族の一人であるレオンに尋ねてみるとどうやら作業用小型モビリティ
Last Updated: 2026-08-02
Chapter: 14話 基地に潜入し基地を確保する
我の名前はホシイノブシゲ。シベリアでハンターをしてる。獲物は原種の狼やウサギ、トナカイ、ユキヒョウや機械獣などの狩りをしてるハンターである。仲間として多数の獣人族たちを部下として引き連れており、今ではAT6台MS3機(予備機含めて)を保有するハンター集団としてシベリアで活躍してる。今はシベリア北部にある半島を拠点としていた機械人の集落の人間の依頼で、半島の隅に建っている機械獣の生産拠点の制圧という任務をやることになった。話の始まりは近隣の機械族から頼まれたことが始まりであるが、ここを無力化できれば少なくてもシベリア東部における機械獣ラプチャーの数は大きく減るという話を聞いた上、報酬として機械族から成功したらここ一帯の所有権を認めるという言質及び契約書を交わし、我々も拠点ができるならばということで依頼を引き受けることにした。そして月の無い深夜・・・「いよいよ。敵基地に侵入する。対人防護システムはほぼ死んでいるというがアナログ的な罠が張り巡らされている可能性が高い油断するな」「具体的にどのような罠があるのでしょうか」エカテリーナの質問に俺は答える。「そうだな。とりあえず原始的だけど嫌な罠として落とし穴や道にロープを張ってその先にナイフを仕掛けてそのロープが切れたら上から重量物が落下して直撃させるとか棘が付いた棒が襲ってくるとか、後は生け捕り目的としては同じようにして足元から急に網がせりあがって捕獲されるとかになるな。あと現地住人がけものみちに同じような罠を仕掛けてロープが切れたら矢が飛んできて獲物をしとめるとかそういう罠もあるだろうな。まあ、今あげた罠は野外での罠だが他にも鳴子という原始的な警報装置で知らせたりする罠もある」それを聞いたエカテリーナは目を輝かせて言う。「やっぱりダーリンはすごいよ。あたしではわからなかった罠をいくつもあげてくるなんてすごい。ますます惚れたよ」「そうか。まあ、とりあえず今は作戦を遂行しよう」そういう感じで我々は敵基地へと無事に侵入したわけだが妙な違和感を感じていた。「オオヨド。妙だと思わないか。施設などが妙に綺麗だ。まるで知的生命体がここを根城にしているような感じがするがどう思う」「確かにそう感じますね。見てください。これを」彼女が指をさした先を見て確信した。「こいつは動物の骨や芋の皮それもまだ数日と経過し
Last Updated: 2026-07-25
Chapter: 13話 修行中に遭難者を助け出す
俺の名前はホシイノブシゲ我ら一同は機械族の依頼を受けて破壊されたMSの残骸を回収してレストアする仕事の為シベリアの大地を探索していた。「周辺に敵反応は無しか・・・。オオヨドよアベンジャーが死んじまったのはこういう警戒時には痛いよな」「確かにそうですね。ですがやるしかないですねぇ」とまあ、そんな会話をしてると見張りをしていたアヤコから報告が入る。「ボス。8時の方向距離1000で黒煙が上がっているぞ。どうする迎撃するか」「もちろんだ。総員戦闘配置につけ。ミトラ達は先行して情報収集を頼むできるか」「問題ないぞ。いつも通りホバーバイクに乗って威力偵察すればいいのだな」「スマンな。手間をかける」そんな会話をしつつ彼女たちが飛び出したのを見た我々もまた戦闘準備をはじめATとMSの出撃準備を始めていた。そして10分後偵察をしたミトラ達からの報告により大型ラプチャーを含む敵機10前後の部隊と判明したので我らはトレーラー数台のコンボイの護衛を機械族の皆さんに任せて我々は即座に出撃し、ミトラから再び報告が入る。どうやら商人らしきキャラバンが襲撃されているという情報だった。「これは一刻を争うぞ。オオヨド急ぐぞ」そんな感じで襲撃現場に急行した我々であったが例のキャラバン隊は手遅れに近い状況であった。「ギンたちはミトラと合流後掩護にまわれ俺が敵と相手する。行くぞ」という感じで大量のラプチャーたちを撃破してとりあえず周囲をクリ
Last Updated: 2026-07-20
Chapter: 12話 機械人の元で修業する
我名はホシイノブシゲ。元修行僧であり、ハンターギルドに登録したが、とある事件をきっかけにギルドとは疎遠なハンターとしてMS徽章とそれを制御するオオヨドという桜クラスのドールを相棒としてシベリアの大地で稼いでいるハンターである。お供というか部下としてオオカミ族、トラ族の獣人を計8名仲間にして彼女たちには3両一人扶持で雇っていたりする。シベリアにあるとある都市で機械族の依頼を受けた(11話参照)俺達は彼女らが運転するトラックの荷台に乗って彼らの集落へと向かっていたのである。「アベンジャーは上空に飛ばして後を追わせているが俺が偵察しなくて大丈夫なのかねオオヨドよ」「そうですね。まあ、とりあえずマルチさん達がそういうならばですね」「だが、警戒は怠らないほうが良いな。お前たち対空、対地警戒は怠るなよ」と俺が言うとギンたちは無言で頷き渡された双眼鏡で上空と平原を覗いていたのであるが、アベンジャーが急降下してきたことをギンが伝えてきてくれた。「どうした。アベンジャー」「前方10キロ先に敵ラプチャー4体を見つけた警戒せよ」「判った。オオヨド乗るぞ。リキたちは機関銃の用意と状況により携行式ロケット砲の使用も許可する」「了解だ」そして俺は運転台にいるマルチたちに窓を開けさせて前方8キロ弱に敵を見つけたので退避ないしは戦闘用意せよと伝えるとマルチが聞いてきた。「本当ですか。ではイルファさん救援要請をとにかくトラックを止めて迎撃に移りましょう」とマルチが言うとイルファもうなずく。そこからは流れはとてもスムーズに進み、飛龍に乗り込んだ俺とオオヨドは雲を使ってラプチャーから身を隠してそのまま一気に急降下し敵ラプチャーに銃撃と手持ち式爆弾を投げ込んでラプチャー3体の破壊に成功し、残ったラプチャーに関しては地上のリキたちの弾幕で撃破することに成功していた。まあ、どうやら小型の地上型ラプチャーだったのが幸いだったがその様子をみたマルチたちは唖然としていた。補足するとラプチャーとは機械獣の亜種であり、金属の骨格に生体細胞を組み込んだタイプがそれにあたる。過酷な環境に適合したともいえる新種である。なお、旧型の機械獣は徐々に姿を消してこの新型ラプチャーに置き換わりつつあるそうだ。なお、ラプチャーコアは機械族の動力源になるがこれを放置するとあらたなラプチャーになったり機械獣が生
Last Updated: 2026-07-20
Chapter: 11話 ノブシゲ獣人族を仲間にして軍団になり始める。機械族から依頼を受ける
俺の名前はホシイノブシゲ。まあ、元ハンターというべきだな。ウラジオでつまらん政治闘争のゴタゴタに巻き込まれて兇状持ちのお尋ね者となったが後悔はしていないな。なぜならばそれを選んだのが我の意志で決めたこと故にだ。とりあえず俺達は4人のオオカミ族と共にシベリアの大地を移動していた。まあ、特に行く宛も無くシベリアを放浪してる身分である。まあ、表向きは毛皮や恐竜ハンターという名目であるがね。で、シベリアのとある町で食料と弾薬の補給のために俺はフードとマントをつけて村に入ってみるとどうやら手配書となるものはなかったようだった。それでもウラジオが武装した野盗に襲撃されて総督以下上層部の大半が死んじまったという話が流れているようだったね。そして店に入った俺は店のマスターに言う。「スマンが7,62mm小銃弾1000発と食料と燃料を貰えるか」「あいよ。お客さん良い銃だね。何処で手に入れたんだ」「ん。死んだ野盗の連中から頂いた。見たところカービンモデルで連射も可能なんでおれは気に入ってる」「そうかい。ほらよその小銃用の弾薬1000発だ。其れと食料としてジャガイモ60キロ、干し肉15キロ、塩、香辛料、ラードがそれぞれ20キロと炭団と石炭合わせて50kgだな締めて。48両85銭と言ったところだな」「わかった。それじゃあ。言い値で買わせてもらうよ。扶桑両でいいか」そういって俺は無言で49両を店主に握らせる。「釣りは要らんよ。おっちゃんもあんまり阿漕な商売はするなよ」「減らず口を叩くな坊主。これでもわしは誠実な商売をしてるのだぞ。扶桑両なら多すぎる釣銭は返すぞ」そういって店の親父は1両銀貨3枚釣銭として戻していた。「そうかそれは御見それいたしました。じゃあ、また」そういって俺が店を出ると同じような格好をしたギンたちもいた。「どうだった。街の様子は」「ん。一応あたし達も持ってる刃物の手入れをしに鍛冶屋に行って研ぎなおしてもらったよ。あと、砥石と手斧とナイフを何振りか買えてよかったよ。毛皮のほうだけど取り合えず鹿革が占めて50両、ウサギの毛皮が25両だったね。まあ、あたし達が獣人族とみて足元みようとしていたからちょっときついお灸をやったらね。でもウラジオ両だけどね」「そうかまあ、とりあえず動物を仕留めてそのお肉はわれらが食って毛皮を鞣して食い扶持を稼いでるがど
Last Updated: 2026-07-18
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