翌朝、目覚めた俺は朝飯をもらってからイーヴァルに時間を取ってもらった。
彼はテントの奥の定位置に腰を下ろして、俺の話を聞いてくれた。「俺たちがここまでやって来たのは、新天地を求めてのことです。パルティア王国は税金の取り立てがきつくて、畑や店をやっていてもお金をかなり取られてしまう。これじゃあ生活が立ち行かなくなります。だからパルティアの外で開拓村を作ろうと考えました」
だからこの北の土地で開拓村を作りたいのだと話を結ぶ。
一通りの説明をすると、イーヴァルは難しい顔になった。
「賛成はできぬな。我らは今の暮らしに満足している。ユウよ、お前は客人だから歓迎するのだ。住み着くとなれば、話はまた別。同じ土地に違う種類の人間が住めば、必ずいさかいが起きるだろう」
そりゃあそうだよな……。
同じ場所に違う価値観と違う暮らしぶりの人々が暮せば、どこかで衝突が起きる。
トラブルの発生元は利権の問題かもしれないし、人間関係かもしれない。
信頼関係のない中から始まって、スムーズに共存関係が築けるだろうか。なかなかに難しい。
俺がこれからどう話をしようかと迷っていると、イーヴァルの奥さんがお茶を持ってきてくれた。 奥さんが言う。「それに私たちは、パルティア人にあまりいい感情を持っておりませんの」
「よしなさい」
イーヴァルが言いかけるが、奥さんは首を振った。
「せっかくですもの。聞いてもらいましょう。……私たちには娘がおりましてね。けれど十年以上前に南を旅してみると行って家を出て以来、戻ってきません。八年ほど前に一度だけ手紙が届いて、息子が生まれたと知らせてきました。詳しいことは何も書いておらず、心配しないでとだけ」
奥さんの言葉にイーヴァルがため息をつく。
「……わしは手紙を届けてくれた者に何度も聞いたが、彼も詳しい事情を知らないようだった。わしか妻かがパルティアまで行くのも考えたが、一族を率いる長としてそれはできなかった。なぜ娘は
帰還の巻物を使って家に戻った俺は、家人らにエミルを雪の民に託した話をした。 子供たちは寂しがっていたが、また会えると言い聞かせてなだめる。 大人たちは「家族が見つかってよかった」と口々に言っていた。 彼らも奴隷の身分である。 それぞれの事情があって不自由な暮らしを強いられてきた。 今の俺の力じゃ奴隷制そのものは変えられない。 だが、身近な人といっしょに楽しく暮らすのを目指してもいいよな? いずれ彼らも奴隷身分から解放するつもりだ。 今すぐではないのは、彼らの生活能力を考えてのこと。 今は奴隷として衣食住の面倒を見ている。 奴隷じゃなくなれば独立して生きていかなければならない。 この税金王国・パルティアで元奴隷が一人で生きていくのは大変だ。 俺の雇い人にしてもいいが、そうすると住居食費を給料から差っ引くことになる。 結局そうなれば、奴隷のままでいても大差ない。 奴隷は人ではなくモノ扱い。 だから「俺の財産として」堂々と守ってやれる奴隷身分のほうが今はいいと判断している。胸糞は悪いがな。 この辺りの話は奴隷たちにもしていあって、いずれ俺の計画が軌道に乗ってみんなが食べていける余裕が出たら解放すると伝えている。そういうことなら、と理解してもらえた。 もちろん開拓村を運営するには資金が必要だ。 それを全て俺のポケットマネーでまかなうのはきついものがある。 そのときは税金やそれに準じるお金をみんなから集めるのも話してある。 もちろんパルティアみたいな重税じゃなく、適正な額をな。 家のみんなに一通り話をしてから、エリーゼを呼んだ。 「エリーゼ。盗賊ギルドのバルトと連絡を取りたい」「盗賊ギルドのノルマはきちんと納めていますから。手紙を出せば返事をくれると思いますよ」 しかも手紙は通常の郵便と違って、ギルド網を使うため非常に素
盗賊ギルドのバルトと交渉してみよう。 俺が差し出せる対価はたかが知れている。 でも開拓村の将来性を考えれば、あるいは何とかなるかもしれない。 俺の言葉を受けて、イーヴァルはうなずいてくれた。「パルティアとの交渉は、ユウに頼らざるを得ない。頼んだぞ」「ああ、最善を尽くすよ。もともとが俺の開拓村計画だしな」 ひとまず話はまとまった。 一度家に戻って、盗賊ギルドに連絡しよう。「じゃあ俺は帰る。次の待ち合わせは……そうだな、二ヶ月後にここでいいか?」 盗賊ギルドのやり取りの時間と移動時間を考えて、期限を切ってみた。「構わない。吉報を待っている」 イーヴァルがうなずいた。「ユウ様、帰るの?」 俺の言葉を聞きつけてエミルが近づいてきた。 そうだ、この子の今後を決めないとな。「エミル。お前は雪の民の血を引いている。家族といっしょに暮らすのが、本来あるべき姿だと俺は思う」「…………」 エミルは不安そうに俺を見上げている。「お前はどうしたい?」「僕、僕は……。ユウ様に買われた奴隷で、パルティアの家に友だちがいる。みんなと離れるのは、さびしいです……」 続きの言葉を待つ。しばらくして、やっと彼は言った。「でも僕は、おじいちゃんとおばあちゃんといっしょにいたい。そんなの、できますか?」「できるさ」 俺がうなずくと、エミルは嬉しそうな悲しそうな、複雑な表情を浮かべた。 イーヴァルが言う。「パルティアの奴隷とはどんな身分なのだ? わしは詳しく知らなくてな」「人間をお金で売り買いするクソッタレな制度ですよ。で、買い主は奴隷を命まで自由に扱える」「ひどい」 イーヴァルの奥さんが顔をしかめている。「奴
「これはあくまで俺の予想だが、パルティア王国は北の土地を重要視していないと思うんだ。あの国は東と南、最近では西からも他国の重圧にさらされているから、北まで手が回らないとも言える」 今までの考えをイーヴァルに話す。「実際俺も、ここへ来るまで雪の民を知らなかった。パルティアは北の土地をほとんど忘れているのだと思う」「ふん。軽んじられたものだな。まあいい」 イーヴァルは肩をすくめた。 俺は続ける。「それで、もし俺が雪の民の土地に開拓村を作って栄えたら、今度は急に利益をよこせと言ってくるかもしれない。あの国は欲深いんだ。長い間放っておいた不可侵条約を破る可能性さえある」「奴隷制などを作って人を人とも思わず、酷使する国だ。そうだろうよ」 イーヴァルはいまいましそうに吐き捨てた。 娘のリリアンがパルティアで死んだことで、彼のパルティアへの好感度が最低ラインまで下がっている。「だが俺は、開拓村を諦めたくない」 俺の言葉にイーヴァルはうなずいてくれた。「わし個人としても雪の民の総意としても、ユウの開拓村を支援するつもりだ。雪の民の長としては、食料確保を安定させたい。そして個人としては娘と孫の恩を返したい」 イーヴァルの言葉に、奥さんとエミルがこちらを見て頭を下げた。 俺は軽く手を振って応える。「ありがとう。けれどパルティア王国は、腐っても大国。万が一、武力で攻められることがあれば抵抗は難しい」「ふむ……。雪の民は戦士として優秀だが、そう数は多くない」「だからパルティアが欲をかかないよう、できる限りの予防線を張っておこうと思う」「というと?」「この不可侵条約の文書は、俺が見る限りでは正式なものだ。これを逆手に取って、現在のパルティア王に改めて不可侵条約を結ばせよう」「……むう」 イーヴァルは唸った。 俺は続ける。「現在の王が正式な条約として認めれば、よほどの大義名分がない限
「そうでしたか……」 イーヴァル夫妻の言葉を聞いて、俺はうなずいた。 思わぬところで難題の一つ、『雪の民の協力を取り付ける』が解決してしまった。 ここは素直にラッキーだと思っておこう。 エミルのおかげである。 でもまだ問題は残っている。 パルティア王国との関係だ。 あの欲張りな国は、北の土地に旨味があると分かれば見逃すはずがない。必ず手出しをしてくるだろう。「立ち話も何だな。中に入って再会を祝おう」 イーヴァルが言って、俺たちはテントの中に入った。 雪の民のテントをエミルは珍しそうにあちこち見ている。「この道具はなに?」「機織り機よ。羊の毛を刈って、紡いで糸にした後、これを使って布を織るの。服やじゅうたん、バッグにもなるのよ」「へぇー! おばあさんも布を織るの?」「ええ。わたしはじゅうたん織りが得意よ」「すごいなぁ」 そんな孫につきっきりで、祖母があれこれと教えている。 見ていて微笑ましい光景だ。 そんな彼らを横目で見ながら、テントの奥の定位置に座ったイーヴァルに、俺は話をした。「開拓村の運営は、雪の民の皆さんの協力が得られればきっとうまくいくでしょう。ただ、パルティア王国がどう出てくるかが心配です。雪の民とパルティアは相互不可侵の約定を交わしていると言っていましたね。それはどんな内容ですか?」「境界線を南の森として、森を出た平原は我が雪の民。森はパルティアと取り決めた。百年ほど前の話だ」 イーヴァルは言って、テントの奥に置いてあった箱から古びた紙を取り出した。 見せてもらうと、案外しっかりとした外交文書である。パルティア国王の正式と思われる捺印もしてあった。「この文書を交わした前後は、かの国とやり取りがあったのだが。いつの間にかふっつり
再び北への旅が始まった。 今度は俺とクマ吾郎、エミルの三人旅だ。 子供のエミルを連れての旅は、いつもより少々苦戦した。 エミルは体力がまだあまりないので、どうしても歩みが遅くなる。 とはいえ彼が一生懸命なのは伝わってきた。 ときどきクマ吾郎の背中に乗せてスピードを上げながら、それでも歩ける分はなるべく歩いてもらった。 エミルの心意気を無駄にしたくなかったからな。 魔物が出たらクマ吾郎にエミルのボディーガードをしてもらって、俺一人で戦った。 まあ、極端に強い魔物はここらじゃ出ない。 戦うのが俺だけでも、油断しなければ特に問題はない。 いい腕ならしになったってとこだ。 そうして半月と少しの日にちが経過して、俺たちは再び北の平原へとやって来た。 森の先の平原は前よりも残雪が減っていて、すっかり春の様相を呈している。 川沿いに約束の場所へ向かえば、イーヴァルたち雪の民はテントを張って待っていてくれた。「ああ、間違いないわ! この子はリリアンの息子」 エミルと対面すると、イーヴァルの奥さんは泣き出してしまった。 イーヴァル自身も目を潤ませながら、妻と孫を両手に抱きかかえる。 エミルは祖父母の様子に戸惑いながらも、嬉しそうにしている。 並んでいる彼らを見ると、確かに血縁関係を感じた。 特にエミルは奥さんとよく似ていた。 エミルもきっと、母親の面影を祖母に見出したことだろう。「リリアンは、この子の母親は私似でしたから」 奥さんは泣き笑いの表情だ。「ユウよ、お前には大きな恩ができてしまったな」 イーヴァルが言う。ごまかしているが、目が赤い。「前にお前が言っていた、開拓村の話。お前たちを待っている間、我が民と話し合ってみた」「え?」 以前は取り付く島もなく断っていたのに。 意外な言葉に驚きの声を発すると、イーヴァルは説明して
イーヴァルと奥さんのすがるような目を受けながら、俺は言った。「エミルも母親からそれほど詳しい話を聞いていたわけでは、なさそうですが。彼は俺の家で暮らしています。連れてきましょう」「ぜひ、お願いします」 奥さんは夫の手を強く握る。「リリアンの忘れ形見を、この手で抱いてあげたい」「……そうだな。ユウよ、頼まれてくれるか」「もちろん!」 この世界は便利なもので、『帰還の巻物』がある。 読み上げれば拠点に設定した場所に一瞬でワープできるのだ。 設定済みの拠点は家である店になっている。「帰還の巻物で戻って、エミルを連れてここまで来るには半月少々というところです」「分かった。この地を離れず待っていよう」 イーヴァルがうなずく。 俺はさっそくクマ吾郎とイザクを連れて帰還の巻物の準備をした。 巻物を読み上げれば周囲の風景がぐにゃりと歪む。 軽いめまいと浮遊感。 それらが治まった後、俺たちは見慣れた我が家の前に立っていた。 帰宅した俺は、エリーゼに不在中の様子を聞いた。「お役人がまた来て、ケチをつけていきました。ご主人様に言われた通り、少しの心付けを渡したら大人しく帰っていきましたが」「やってられないな」 俺はため息をつく。 この店はすっかり目をつけられたようだ。 正規の高い税金に加えてワイロを取られるとか、めちゃくちゃだろ。「エミルはどうしてる?」「新しく来た子たちと打ち解けて、毎日楽しそうです」「そっか」 エミルと他の子たちは、子供とはいえ奴隷である。ある程度の仕事はしてもらっている。 主に畑や家事の手伝いだ。 合間にエリーゼや他の奴隷たちから読み書き計算を習って、最低限の教養とスキルの方向性を学んでいる。 けれど彼らは勉強や仕事も遊びの一環のように楽し
翌朝、目覚めた俺は朝飯をもらってからイーヴァルに時間を取ってもらった。 彼はテントの奥の定位置に腰を下ろして、俺の話を聞いてくれた。「俺たちがここまでやって来たのは、新天地を求めてのことです。パルティア王国は税金の取り立てがきつくて、畑や店をやっていてもお金をかなり取られてしまう。これじゃあ生活が立ち行かなくなります。だからパルティアの外で開拓村を作ろうと考えました」 だからこの北の土地で開拓村を作りたいのだと話を結ぶ。 一通りの説明をすると、イーヴァルは難しい顔になった。「賛成はできぬな。我らは今の暮らしに満足している。ユウよ、お前は客人だから歓迎するのだ。住み着くとなれば、話はまた別。同じ土地に違う種類の人間が住めば、必ずいさかいが起きるだろう」 そりゃあそうだよな……。 同じ場所に違う価値観と違う暮らしぶりの人々が暮せば、どこかで衝突が起きる。 トラブルの発生元は利権の問題かもしれないし、人間関係かもしれない。 信頼関係のない中から始まって、スムーズに共存関係が築けるだろうか。なかなかに難しい。 俺がこれからどう話をしようかと迷っていると、イーヴァルの奥さんがお茶を持ってきてくれた。 奥さんが言う。「それに私たちは、パルティア人にあまりいい感情を持っておりませんの」「よしなさい」 イーヴァルが言いかけるが、奥さんは首を振った。「せっかくですもの。聞いてもらいましょう。……私たちには娘がおりましてね。けれど十年以上前に南を旅してみると行って家を出て以来、戻ってきません。八年ほど前に一度だけ手紙が届いて、息子が生まれたと知らせてきました。詳しいことは何も書いておらず、心配しないでとだけ」 奥さんの言葉にイーヴァルがため息をつく。「……わしは手紙を届けてくれた者に何度も聞いたが、彼も詳しい事情を知らないようだった。わしか妻かがパルティアまで行くのも考えたが、一族を率いる長としてそれはできなかった。なぜ娘は
奥さんのもの言いたげな眼差しは気になったが、それからは雑談になって、楽しく飲み食いを続けた。 強烈なニオイの発酵食品にちょびっとチャレンジしてみたら、案外いけたり。 生肉の脂味も端っこをかじる程度であれば意外と食べられたりと、発見の多い食卓だった。「そうだ」 料理を堪能した後、俺は思いついて言った。「これだけのもてなしを受けて、何もお礼ができないのは心苦しいです。ただ、この土地で誰かに出会うとは思っていなかったもので、手土産は何も用意していませんでした。代わりと言ってはなんですが、これを」 荷物から短剣を取り出してイーヴァルに渡す。 俺が自ら鍛冶スキルで作った短剣だ。 鋼鉄の地金にルビーの魔力を付与したもので、軽くて扱いやすいのに切れ味抜群。 旅先で魔物を解体したり料理するのに使っていた。「ほう……。これはなかなかのものだ」 イーヴァルが短剣を鞘から抜き、感心している。 目を凝らして刃を見つめ、くるりと回転させる。ランプの明かりを反射してルビーがキラッと光った。「俺が作りました。友好の証に、ぜひ」「ありがたく受け取ろう」 そんなやり取りをしているうちに夜になる。 俺たちは雪の民のテントに泊めてもらうことになった。 寝床に横たわり、テントの天井を見ながら俺は考える。 雪の民の現状はだいたい分かった。 パルティア王国と交流は百年も前に断絶している。 正直、パルティア側は北の土地のことをほぼ忘れているんじゃないか。 雪の民は少数民族で、領土的な野心もない。放置して問題ないと思っているのだろう。 パルティアで出回っている地図に、雪の民の領域は掲載されていなかった。 そもそもそういう人々がいることすら知られていない。 もしこの土地で開拓村を始められたら……。
雪の民のテントの中で、俺たちは楽しく過ごしていた。 料理は肉と魚が中心で食べごたえがある。「これらの肉料理は、我らが狩った獲物のもの。雪の民は狩りに長けているのだ」「魚は北の海で獲れたものです。北の寒い海を泳ぐ魚は、脂がよく乗っていておいしいのですよ」 イーヴァルと妻が交互に言う。 肉は野生動物や魔物、それに飼っているトナカイのものなどもあった。 他にも鳥(海鳥か? 割合に大きな鳥だ)もある。 ほとんどがきちんと調理されたものなのだが、ときどき生肉がある。 さらに魚は独特で、なんていうか、発酵食品? みたいなニオイがする。なかなか強烈だ。 魚が生なのは前世日本人の俺としては馴染みがある。 凍っているのはさすが北の土地だな。冷凍庫がなくても屋外に出しておけば冬は凍る。 雪が残ってれば保冷剤にもなるんだろう。 で、クマ吾郎は喜んで食べているけれど、俺とイザクは手が止まってしまった。 俺達の様子を見てイーヴァルが言う。「ふむ。やはり客人は、生肉が嫌いか。魚の発酵料理も」「嫌いというか、今まで肉を生で食べる機会がなかったので、戸惑っています。あと発酵料理は、ニオイがちょっと慣れなくて」 俺は相手を刺激しないよう、当たり障りのない言い方をした。 正直言えば生肉にはいい思い出がない。 一番最初に森の民ルードに助けられたとき、いきなり生肉を食わせられて吐いたからな。 イーヴァルは苦笑した。「無理に食えとは言わぬよ。ずっと昔にパルティア人と交流した際も、彼らは生肉や発酵料理を食べなかったと聞いている。だが、我らにとっては必須の食物なのだ。食べなければ体を壊す」 無理強いされなくてほっとする。そしてふと気づいた。 食卓には生野菜がほとんどない。 これ、たぶんビタミン不足なんじゃないかな。 ビタミンの多くは加熱で壊れてしまう。 だからビタミンを補うために生肉を食べる。肉にもビタ