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バレンタインラプソディ・イン・ドライヴ3

Author: 相沢蒼依
last update Petsa ng paglalathala: 2026-03-17 07:17:07

「へぇ! 橋本さんが宮本さんと一緒に暮らすマンション探しに、そこまで苦労していたなんて。もっと早く、相談してくれたら良かったのに」

橋本がハンドルを握るハイヤーの車中で、仕方なくこぼした言葉を聞いた榊は、ここぞとばかりに満面の笑みを浮かべた。

「俺としては、恭介が住んでるマンションに住みたいところなんだけどさ」

「ですよね。行きも帰りも一緒なら、お互い楽ですし」

「残念なことに、雅輝のデコトラを駐車するところがないんだ」

「あ~、確かに……。近場には見当たりませんね、うんうん」

いつもより反応が淡白な榊の返答に違和感を覚えた橋本が、ルームミラーで背後を見ると、熱心にスマホを弄っている姿が目に留まった。

「おまえ、もしかして地図で探してくれてる?」

「それは10秒前に済んでます。今は駐車場を管理していそうな、顧客に目星をつけてるところで……。チェックするお客様は、わりと限られる感じです。橋本さんの力になることができたらいいんですけど」

(仕事早っ。俺が頼む前に、恭介自ら動きだしちまうなんて)

「恭介、サンキューな。自分の手で探したかったのに、さっぱり上手くいかなくて」

「俺としては
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