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バレンタインラプソディ・イン・ドライヴ2

Autor: 相沢蒼依
last update Fecha de publicación: 2026-03-16 06:44:34

「ったく……。雅輝のせいだっていうのに」

 橋本がチラシを真剣に眺めて検討していると、隣にいる宮本の太い二の腕が腰に回される。

『何か掘り出し物でもありましたか?』

 顔を寄せてきたと思ったら、頬にキスを落とす。

「真面目に探せって。この物件良さげなんだけどさ、青空駐車場が歩いて30分くらいかかる場所なんだ」

『俺は別にかまいませんよ』

「駄目だ。疲れた躰を引きずって、30分も歩かせるわけにはいかない。絶対に次の日に響いちまうだろ」

 トラック運転手の仕事のつらさを知っているからこそ、宮本の躰を考えて探していた。それなのに――。

『俺ってば陽さんに超愛されてますね、嬉しいなぁ』

 橋本が持っているチラシを奪取し、がばっと抱きついて頬擦りしてくる。

「ぉ、おい!」

『陽さんに愛を返したいです。いいでしょ?』

 反論を防ぐような笑みや、行為を断れないような潤んだまなざしに、橋本は簡単に押し倒されてしまったのだった。

(縋ってくる感じの捨てられた子犬みたいな目は、絶対に反則だろ)

 しかもそれを無意識に発動させて、抵抗する橋本の動きを止めるあたり、天才的だと思わずにはいられない。

 年上で
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    last updateÚltima actualización : 2026-03-31
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