Silently Falling for Her

Silently Falling for Her

last updateLast Updated : 2024-06-24
By:  M.MireyaCompleted
Language: English
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This is a SEQUEL TO TOGETHER WITH LOVE story. Mireya Waters was such a charming girl, who would light up the whole place with her smile. She is beautiful. She loves Alexander since middle school and admires him knowing that he is would never notice her, not to mention he is a player. She is an outcast, Alexander never notices her until she saves his sister Isabella from getting bullied. Alexander Knight is a cocky, arrogant, rich bastard who plays around girls. He slept with most of the girls in his college. All he does is use girls for sex and dump them after it. What happens when a particular amethyst eye colored girl Mireya Waters grabs his attention? Little did she know he is falling for her. Little did she know he is going to claim her as his. Little did he know that she likes him for years. Little did he know he started falling for her deep down in his heart. The past from both of their lives resurfaces. Their relationship is tested at all costs. A lot of love, betrayal, hardships, and kisses...

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Chapter 1

Prologue

私の名前は、錦木依織(にしきぎ いおり)。

夫の朱川悠彦(しゅかわ はるひこ)は、ある日課を8年間、1日たりとも欠かさなかった。

それは、毎晩23時きっかりに、梁瀬静音(やなせ しずね)に電話をかけることだ。その電話は、いつも3分間で終わる。

「静音は不眠症でさ。寝る前に誰かと話したほうがいいって、医者にも言われてるんだ」

「どうして、それがあなたじゃなきゃダメなの?」

「あの事故の時、静音は俺を庇って大怪我をしたんだ。命の恩人なんだよ」

8年。

2900回を超える、3分間の通話。

私はずっと、命の恩人なのだからと自分に言い聞かせ、目をつぶってきた。

3回目の結婚記念日。悠彦がようやくまとまった休みを取り、私たちは遅すぎる新婚旅行へ出かけた。

それは、旅行最終日の前夜のことだった。

悠彦がシャワーを浴びている間、私はホテルのベッドで、旅行中に撮った写真をスマホで見返していた。

そのとき、枕元に置かれた悠彦のスマホが震えた。

静音からの動画メッセージだった。

画面の中で、静音は私たちの寝室のベッドに寝そべっていた。

私のパジャマを着て、私の枕に頬をすり寄せながら、カメラに向かって甘えるように微笑んでいた。

「悠彦くん、今日はいつもより1分だけ長く話してくれない?早く声が聞きたくて……いつもの時間まで、あと3分だね」

22時59分。

時間どおりに浴室から出てきた悠彦に、私は無言でスマホを差し出した。

濡れた髪からは、まだ水滴がぽたりぽたりと落ちている。

悠彦は何事もなかったように画面を一瞥し、そのまま受け取った。

「どうして俺のスマホを見た?」

「通知が来たから、目に入っただけ」

「静音はこの数日、猫の世話をしに来てくれてただけだ。疲れて、少し横になっただけだろ」

「それで、私たちのベッドに?」

悠彦はバスローブの帯を締め直し、ほんの少し黙った。

「ベッドは寝るためのものだろ」

そう言うと、スマホを手にバルコニーへ出て、電話をかけた。

結局、その夜、悠彦はその話題に二度と触れなかった。

ベッドに入るなり、彼は布団を引き寄せて、こちらに背を向けた。

暗闇の中、私は彼の後頭部をただじっと見つめていた。

やがて、規則正しい寝息が聞こえてくる。

私は何度も寝返りを打った。けれど、一晩中眠れなかった。

家に戻ったのは、翌日の午後だった。

玄関にスーツケースを置くなり、悠彦は「会社に用がある」と言って出かけてしまった。

ひとり残された私は主寝室へ向かい、ベッドのそばで立ち尽くした。

ベッドには、見覚えのないライトグレーのシーツが掛かっていた。

私が買ったものではない。

元のシーツは、クローゼットの奥にくしゃくしゃに丸められていた。

私のパジャマを着て、私のベッドに寝転がった。

そのうえ、シーツまで替えたというのか。

冷蔵庫を開けると、買った覚えのないクッキーの箱が目に入った。

保存容器まで、私の知らない並びに変わっている。

箱の横には、淡いピンクの付箋が貼られていた。

【悠彦くんへ。好きだって言ってたクランベリー味だよ】

食器棚には、金縁のピンク色の食器が一式並んでいた。

まるで、前からそこにあったみたいに。

手刺繍の入ったコースターまで置かれている。

そこには、ご丁寧にも【静音専用】と縫い取られていた。

代わりに、私の白い食器は、いちばん奥へ押しやられている。

皿には、うっすらと埃がかぶっていた。

よく見ると、縁が欠けている。

結婚1年目に買った、4枚組の皿。

無事なものは、もう3枚しか残っていなかった。

私はそれらを1つ残らず写真に収めた。

夜、帰宅した悠彦に、その写真を1枚ずつ見せた。

けれど彼は一瞥しただけで、すぐにスマホを返してきた。

「俺は何も知らない」

「シーツは?」

「静音が、前のシーツだと滑って寝づらいって言うから替えたんだよ」

「寝づらいって……あれ、私たちのベッドでしょう?」

すると悠彦は、眉をひそめた。

「あいつは一人で大変なんだ。少しは思いやってやれないのか?

最近は情緒不安定だって、医者にも言われてる。もし何かあったらどうするんだよ。頼むから、俺のためだと思って、静音を責めるようなことはやめてくれ」

それだけ言うと、彼はまたスマホを手にバルコニーへ出ていった。

悠彦が静音をかばうとき、理由はいつも決まっていた。

可哀想だから。不安定だから。

そして最後に我慢するのは、いつも私だった。

胸の奥が、じわじわと冷えていった。

私は無言のまま、ゲストルームへ向かった。

やがて、23時ちょうど。

リビングのほうから、声を潜めて笑う悠彦の声が漏れてきた。

「今日は楽しかった?……うん。俺も会いたい」

3分。

短くも、長くもない時間。

やがて電話が切れ、バルコニーのサッシが閉まる音がした。

足音がゲストルームの前まで近づいてきて、一度、止まる。

けれど、ドアが開くことはなかった。

足音はそのまま遠ざかっていった。

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reviews

Nay
Nay
:( sad ending , but great book
2025-05-20 10:24:32
1
0
Prity Verma
Prity Verma
it's a lovely story. I laugh and cry both with story line.
2025-03-17 18:03:21
1
0
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