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39.社長と契約⑤

Auteur: Aica
last update Date de publication: 2025-08-30 22:55:28

よしっ。決めた。

「社長」

「ん?」

「その契約の話、謹んでお受けいたします」

そう言って社長に深々と頭を下げる。

「フッ。そこまでかしこまらなくても」

「いえ、ある意味仕事の一環ですので」

「まぁそっちにもそうやって意識してもらった方がオレもやりやすい」

「はい。やっぱり社長はいつでも社長ですので」

うん。あたしもちゃんとそう割り切れる方がいいかも。

社長がさっきいつか嫌になった時って言ってたけど自分的にはその逆でそういうことをずっと続けていけば社長との距離感をどこかで勘違いしそうになる気がして。

なんとなく、そんな予感がして。

これからそんな勘違いをしなくてもいいように契約という形にすればちゃんと割り切れるような気がするから。

「あっ、それと。これは臨時で特別ボーナスっていうかオプション的に提案したい契約なんだけど」

「はい。どんな契約ですか?」

「オレとの契約恋愛」

「へッ!?!? 契約……恋愛!?」

いやいや、何それ!

「あ~。といってもホントにオレと恋愛する契約ってことじゃなくて、前みたいにオレが変な女に引っかからないように、彼女役お願い出来ればなと」

「あ~。なるほ
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