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第45話

last update Tanggal publikasi: 2026-10-16 09:48:21

どちらが先だったのかは、あとになっても正確には思い出せなかった。

ただ、気づいたときには唇が触れていた。

最初は確かめるように、短く。

一度離れて、

また重なった。

二度目は、少し長かった。

彼がヘウォンの腰を引き寄せた。

ついさっきまで掌でふざけるように触れていた硬い体に、今度は自分の体全部が触れた。

ヘウォンは一瞬、息を止めた。

ハワイで感じた、あの見知らぬ感覚がまた込み上げてきた。

けれど今度は、ずっと鮮明だった。

彼は急がなかった。

まるで本当に、この瞬間を長いあいだ待っていた人のように。

ヘウォンが大人になるまで待っていたかのように、慎重に彼女を抱いた。

初めて互いの裸を前にして恥ずかしさからヘウォンが体を縮こませても、無理にその手をどかそうとはしなかった。

緊張が解けるまで待った。

唇を重ね、

抱きしめ、

少しずつ互いの体に慣れていった。

最初、ヘウォン自身も自分が何を好きなのか分からなかった。

どこに手を置けばいいのかも。

どう呼吸すればいいのかも。

ただ、彼の手に導かれるままについていった。

初めて知る感覚が、一度に押し寄せてきた。

熱いと思った次の瞬間には、ひやりと
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    どちらが先だったのかは、あとになっても正確には思い出せなかった。ただ、気づいたときには唇が触れていた。最初は確かめるように、短く。一度離れて、また重なった。二度目は、少し長かった。彼がヘウォンの腰を引き寄せた。ついさっきまで掌でふざけるように触れていた硬い体に、今度は自分の体全部が触れた。ヘウォンは一瞬、息を止めた。ハワイで感じた、あの見知らぬ感覚がまた込み上げてきた。けれど今度は、ずっと鮮明だった。彼は急がなかった。まるで本当に、この瞬間を長いあいだ待っていた人のように。ヘウォンが大人になるまで待っていたかのように、慎重に彼女を抱いた。初めて互いの裸を前にして恥ずかしさからヘウォンが体を縮こませても、無理にその手をどかそうとはしなかった。緊張が解けるまで待った。唇を重ね、抱きしめ、少しずつ互いの体に慣れていった。最初、ヘウォン自身も自分が何を好きなのか分からなかった。どこに手を置けばいいのかも。どう呼吸すればいいのかも。ただ、彼の手に導かれるままについていった。初めて知る感覚が、一度に押し寄せてきた。熱いと思った次の瞬間には、ひやりとした。くすぐったかった感覚が、いつの間にか体の奥に重く沈んでいった。ヘウォンは無意識に彼の肩を強くつかんだ。彼は何度も、大丈夫かと聞いた。ヘウォンがうなずくまで待った。彼女の体から力が抜けるまで、ゆっくり触れ続けた。それでも、初めての感覚は慣れないものだった。体の内側を満たしていく重い感覚と、かすかな痛みに、ヘウォンはしばらく何も考えられなかった。彼の胸元に顔を埋めた。「痛い?」ヘウォンはしばらくしてから、首を横に振った。痛いだけではなかった。もっとずっと複雑だった。一度も味わったことのない感覚だった。知らなくて。少し怖くて。なのに、不思議とやめてほしいとは思わなかった。その日、ヘウォンは初めて知った。人の体は、誰か一人の存在だけで、こんなにも敏感になれるのだと。――――――――そして翌日、ヘウォンはまた彼に会った。その次の日も。最初のぎこちなさは、驚くほど早く消えていった。二度目には少し緊張しなくなった。三度目には、自分からキスをした。何度か繰り返すうちに、ヘウォンは自分の体を知っていった。どんな触れ方で呼吸が変わるのか。ど

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