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第126話

Author: 魚ちゃん
潤は足を止め、腕の中の彼女を見下ろした。「本当に大丈夫なのか?」

「本当よ!」

潤が腕を緩めると、明里は慌てて着地し、数歩後ずさって距離を取った。

潤が手を差し出した。「行こう、下で散歩する」

明里は渋った。「こんな寒い日に……部屋の中を歩けばいいじゃない……」

だが潤の冷たい視線を見て、拒否すればまた抱きかかえられて無理やり連れて行かれると分かった。

慌てて言う。「分かった、行く、行くわよ」

そう言って部屋を出ようとした。

「待て」潤が呼び止めた。「胃の調子が悪いんだろ?これを食え」

彼が指差したのは、先ほどの小皿だ。

……サンザシ?

漢方にも興味を持つ明里はこの数日、ネットで妊婦に禁忌とされる漢方食材を徹底的に調べていた。

龍眼、杏仁、サンザシ、蟹、スッポン……これらは流産を引き起こす恐れがあるため、絶対に避けるべきだと。

なのに夕食時には陽菜が蟹を勧め、今度は潤がサンザシを勧めてくる!

どういうつもりだ?この不倫カップルは、手を変え品を変えて、このお腹の子を殺そうとしているのか?

明里が潤を見る目が、突如として険しいものに変わった。

潤は皿を手に取
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