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第125話

Auteur: 魚ちゃん
「ここ数日、胃の調子が悪くて、冷たいものは控えているんです」明里は慌てて断った。

真奈美が鼻で笑う。「冷菜はたくさん食べていたじゃない。陽菜の厚意を無駄にするなんて、意地悪してるとしか思えないわね」

「おばさん」陽菜は優しく微笑んで首を横に振った。「いいんです。明里さんが蟹を食べないなら、他のものをよそってあげます」

そう言うと、今度はスープを一杯よそい、明里の手元に置いた。

明里は陽菜が何を考えているのか理解できなかった。

おそらく、二宮家の人々の前で友情を演じることに慣れきっているのだろう。

だが明里は、そんな表面的な茶番に付き合う気力もない。

「ありがとう。でも、このスープも好きじゃないの」

拒絶の言葉が終わるや否や、潤が手を伸ばしてその椀を取り上げた。

明里は彼を一瞥した。

陽菜はすぐに反応した。「潤さん、私がよそったスープが飲みたいなら、言ってくれればいいのに。潤さんの分だってよそいますよ?わざわざ明里さんの分を横取りするなんて、知らない人が見たら、私が明里さんによそうのを嫌がってるみたいじゃないですか」

陽菜は軽口を叩きながら、手際よくスープを二杯よそ
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