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第206話

مؤلف: 魚ちゃん
明里はスマホを手に取り、大輔からのメッセージを確認すると、少し間を置いてから返信した。【知ってる】

その返事を見た瞬間、大輔は返事を打つ時間さえ惜しいとばかりに、電話をかけてきた。

明里は思わず潤を一瞥し、立ち上がって病室の外へ向かおうとする。

潤がそれを呼び止めた。「どこへ行く?」

「電話に出るわ」

「誰からだ?わざわざ外に出る必要がある?」潤が不審げに眉をひそめる。「さっきは普通に出ただろ」

「私にもプライバシーはあるわ。それに、あなただって私に隠れて隠れて電話してたこと、しょっちゅうだったでしょう?」

そう言い捨てて、明里は病室を出た。

これだけ時間が経っても、大輔はコールを切らずに待っていた。意外と我慢強いらしい。

通話ボタンを押すと、向こうから即座に声が飛んできた。

「なんでこんなに時間かかったんだ?何してた?」

「病院にいるの」

「病院?どうした?」大輔はすぐに察したようだ。「……二宮と一緒にいるのか?」

「ええ」明里は短く答える。「骨折したから」

「分かった」大輔の声が低くなる。「あいつ、どうやって骨折したか言ったか?」

明里は本当のことを言
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