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第481話

작가: 北野 艾
彼女の足が、思わず凍り付く。

数歩先を歩いていた柊也が、志帆がついて来ないことに気づき、不思議そうに振り返った。

「どうした?」

「……ううん、何でもないわ」

志帆は慌てて視線を逸らし、平静を装ったが、その表情は明らかに曇っていた。

見間違えるはずがない。あれは京介と詩織だった。

あの二人の姿を見るたびに、先日、江ノ本大学で京介に言われた言葉が呪いのように蘇る。

京介が七年間も想い続けてきた相手は、他ならぬ江崎詩織だったという事実――

それが、志帆のプライドを酷く傷つけ、胸の奥で燻り続けているのだ。

個室に入ると、譲は既に到着しており、太一の悪友たちも数名集まって騒いでいた。

志帆は室内をぐるりと見渡した後、太一に尋ねた。

「京介は?まだ来てないの?」

「ああ、ちょっと野暮用があるらしくて、遅れるってよ」と、太一が答える。

志帆は心の底で冷たく笑った。

何が野暮用よ。要するに、あの女と一緒にいるってことじゃない。

京介の「遅れる」という言葉通り、パーティーが始まって一時間が経過しても、彼は姿を現さなかった。

居ても立ってもいられなくなった志帆は、適当な理
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