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第8話

Author: べつに
事の次第を全く知らない蓮音は、満面の笑みを浮かべて美月に優しく声をかけた。

「美月、気が早いよ。夜食ならまだ準備してる最中なのに。

味見、してみる?」

美月は蓮音が差し出したスプーンを腕で激しく払い除けた。そしてあの裏垢の投稿画面を彼の目の前に突きつけた。

「蓮音、これはどういうこと?きっちり説明しなさいよ!

私が以前なんて言ったか忘れたの?いくらなんでも図に乗るんじゃないわよ!」

蓮音は過去の自分の投稿と怒りで顔を真っ赤にした美月を交互に見て、思わず冷や汗が滲んだ。

彼は美月の袖を必死に掴み、すがるように哀願した。

「美月、説明させて!」

「触らないで!」

ひどい酔いのせいで足元をふらつかせながら、美月は血走った目で蓮音を睨みつけた。

「どうりで悠冬が絶対に離婚するって言い張るわけね。あんなに決絶とした態度だったのも、全部あなたのせいだったのね!」

彼女は玄関を指さし、声を荒らげた。

「出て行って!」

その瞬間、蓮音の瞳にあった哀れみは、次第に怨嗟へと変わっていった。

「お前に僕を責める資格なんてあるのか?

写真に写っているのはお前だろ?これら全部、お
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