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第7話

Author: 爽やかな男子
悠里は落ち着きたいが、空席のままの僕のデスクを見る度に、苛立ちは募るばかりだった。仕事の処理すら上の空になっていく。

空いている席を見て、悠里の胸の不安はどんどん膨れ上がっていった。

ついに我慢しきれず、人事部長を呼びつけた。

「社長、何かご指示でしょうか?」

「曾良は今日休み?」

悠里は手元の書類から目を離さず、何気ないふりをして尋ねた。

人事部長は戸惑い、怪訝そうな顔で悠里を見た。

「曾良部長は、退職されましたが……」

「はあ!?」

サインをしていた悠里の手が激しく止まり、ペン先が真っ白な紙をビリッと切り裂いた。

「いつの話よ?誰が承認したの?なぜ私が知らない?」

人事部長は困惑して答えた。

「昨夜提出されまして、今朝、社長ご自身が承認ボタンを押されておりますが……」

その言葉に、悠里はまるで雷に打たれたかのように、その場で硬直した。

すぐさまパソコンを開き、画面上のメールをすさまじい速さでスクロールし、震える手で唯一の「退職願」をクリックした。

そして、末尾の【林曾良(はやし そら)】という文字を見た瞬間、心臓を鷲掴みにされるような巨大な恐怖が彼女を
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