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第1225話

Auteur: リンフェイ
「中に入りましょう。今夜はここでご飯を食べて行ってくださいね」

明凛の父親である祐大が将来の婿に向かってそういった。

悟が彼ら親の前で娘にプロポーズをしたことに、祐大はこの将来の婿に満足していた。しかし、父親として、娘婿を評価することに関して母親のように見れば見るほど好きになるというわけにはいかないのだ。

祐大は非常に満足していてもその気持ちを抑えつつ、それを顔には出さないようにして、悟には以前と同じようにある程度距離を保ちつつ、礼儀正しく接するよう心がけていた。

「お義父さんがそうおっしゃらなくても、私は図々しくここで食事して行くつもりですよ」

悟は面の皮を厚くして笑顔を作りそう言った。そしてまた明凛のおばに挨拶し、琉生に視線を向けた時も変わらず笑顔を保ったまま会釈をした。

「琉生、お父さんに電話して、あの人に仕事が終わったらここに食事をしに来るように伝えてちょうだい」

伊織は嬉しそうに息子に頼んで、夫を誘ってみんなと一緒に食事して楽しもうと思った。

彼女は以前からずっと姪っ子には名家に嫁がせようと、何度もお見合いの場を作ってあげていたが、姪はあまり積極的ではなかった
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