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第329話

Author: リンフェイ
内海唯花は立ち止まった。

結城理仁もそれに合わせて立ち止り、静かに彼女を見つめ、優しく尋ねた。「どうしたの?」

「ベビーシッターのお金は私が出すわ。陽ちゃんのお世話のために雇うんだもの、陽ちゃんは私の甥っ子でしょ、私がお金を出して当然よ。あなたに出してもらう義理はないわ」

今ベビーシッターを雇うのもお金が結構かかる。

家にかかる出費は全部彼が出してくれているのだ。

だから内海唯花は彼から甘い汁を吸い過ぎていると感じていた。

結城理仁は耐えきれず、手を伸ばして彼女のほっぺたをつねって言った。「君はいつも細かいところを気にして、はっきりと分けて考えるよな。俺達は今家族だろう、家族なのにそんなに細かく気にしてどうするんだ?君と結婚手続きをしたあの日、君に言ったよね、結婚するからには君を養うつもりだって」

「陽君も俺を『伯父さん』って呼んでるじゃないか。俺もあの子がとても好きなんだ。あの子の世話をするためになら、喜んでベビーシッター代を出すよ」

少し話を途切らせてから、結城理仁は小声で付け加えた。「一番は、俺が妻である君を疲れさせたくないだけだ」

「なんて?」

「だから、お
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