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第691話

Author: リンフェイ
明凛は学校が冬休みに入って店も休みになり、毎日家でゴロゴロしていた。食事と睡眠以外は、ひたすら携帯で小説を読んでいた。

偶に弟が悟から食事に誘われる電話をもらうと、実の弟に裏切られるのではと思い、厚かましいという自覚があっても、一緒に食事に行くことにした。それが彼女の数少ない外出の時だった。

今、親友からのメッセージを受け、唯花が帰ってきたのを知ると、すぐボイスメッセージを送った。

「じゃ、今晩一緒に鍋でも食べに行く?この間、九条さんが涼太を連れて行った店、本当に美味しかったの。ずっと唯花が戻るのを待ってたのよ。一緒にそこに行こうよ。弟たちと一緒じゃ、遠慮しちゃって好きなように食べられなかったわ。だって、私、あの人たちよりたくさん食べるもん」

唯花は笑って返事した。「今晩は無理だよ。さっき理仁さんと帰ってきたばかりなの。まずゆっくり休みたいな。明日の夜にしない?お姉ちゃんと姫華も誘って」

「姫華は食べ方がいつも上品よ。それに、彼女は食いしん坊じゃないし、一緒に食べても盛り上がらないから、今回は姫華を呼ばないほうがいいかな。それに、唯月さんは今ダイエット中でしょ。一日に三回も走って、食べる量もコントロールしているから、誘ったってたぶん私たちが食べるのを見てるだけよ。そんな中で、心置きなく食べられる?

唯花、唯月さんのダイエットはすごく効果出てるよ。まだ会ってないから知らないでしょ?一週間で五キロも痩せたのよ。すごく頑張ってるの。私だったら絶対続かないわ。食べたいもの絶対食べちゃうよ」

食いしん坊にとって、自分の食欲を抑えるのは非常に難しいことだ。

「離婚騒動から今までに、唯月さんはもう十キロ痩せたんだって。この調子だったら、暫くしたら、元のスタイルに戻るわよ」

姉が一週間で五キロも痩せたというのを聞いて、唯花は心配して親友に尋ねた。「お姉ちゃん、ちゃんと食事をとってるの?」

彼女は星城にいなかったので、姉の日常生活をずっと見ることができなかった。

電話するたびに、姉はいつも「大丈夫」と言うだけで、妹を心配させたくなくて、ちゃんと理仁の看病に集中するよう言ったのだ。

明凛は答えた。「そうじゃないよ。唯月さんはただ運動量を増やしただけ。一日に三回ジョギングして、脂っこいものや甘いものも控えたの。それに、店の改装の準備で忙しいみたい。今はまだ内装工事
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