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第741話

Author: リンフェイ
息子と唯月がまだ離婚していなかった頃、佐々木母は成瀬莉奈に会って、息子の目は肥えていると思った。息子が唯月を裏切る行為をしてもそれは正しく、息子には魅力がとてもあると思っていたのだった。夫や父親となっても、成瀬莉奈のように若くて綺麗な女の子に好かれるのを誇りに思っていた。

そして、彼女が莉奈と同居するようになってから、ようやく気づき、唯月のほうが良かったと思っているのだった。

莉奈のほうなら綺麗な飾りものとして傍に置き、お茶汲み程度ならできるだろう。一緒に生活するのは佐々木母もどうも気に入らないらしい。

しかし、飾り物としては莉奈はあまりにも自分の主張が強くて甘えるのが上手だった。

彼女と娘の英子は手を組んで莉奈に対峙したが、二人をもってしても莉奈には口で敵わなかった。あの女狐は息子の前で甘えて、つらそうな表情をして見せ、それを見た息子は毎回心を痛めるのだ。

佐々木母はその情景を頭に思い浮かべて、あまりの怒りで心臓が締め付けられる思いだった。

「あんたの可愛い娘はどうしたのよ?あんた達親子は一緒にいて話し合うのが好きでしょう。娘に話しなさいよ」

佐々木母は少し黙ってから言
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