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第19話

مؤلف: ひとひらの雲
翌日、二人は午後までぐっすり眠っていた。

洗顔を終えた後、瑠璃が「お腹空いた!」と騒ぎ出し、新しくオープンしたデザート店に行こうと提案して美羽を誘い出した。

その店は山の中腹にあり、平日だったこともあって店内はほとんど無人だった。

二人はテラス席を選び、広がる桜を眺めながら、お互いの小さな秘密を語り合った。

ちょうど話が盛り上がっていたその時、数人の客が近くを通りかかった。そのうちの一人が持っていたトレーが少し傾き、生クリームたっぷりのケーキが美羽の服の上に落ちてしまった。

服が汚れてしまったのを見て、美羽は少し眉をひそめ、紙ナプキンを数枚引き抜いて拭き始めた。

ケーキを落とした女の子は最初謝ろうとしたものの、美羽たちの顔をよく見た瞬間、その表情は驚きに変わった。

「あなたたち……」

聞き慣れた声に、瑠璃は手を止めて顔を上げた。視線の先には優奈が立っていた。

半年以上ぶりの再会だが、優奈は相変わらず、外に出るときにはいつも大勢を連れているらしい。

偶然の遭遇に、その表情は微妙に揺れている。同様に瑠璃も穏やかとは言えない顔をしていた。すぐさま美羽を背後に庇うようにして
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  • 今宵、月は何処へ   第23話

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  • 今宵、月は何処へ   第21話

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  • 今宵、月は何処へ   第20話

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