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第1429話 番外編七十七

Penulis: 花崎紬
「ゆみと比べるなんて、恥ずかしくないのか?」

晋太郎は冷たい視線を息子に投げかけた。

臨は唇を尖らせ、小声でブツブツと文句を言った。

紀美子から離れてしゃがもうとしたとき、地面に落ちた携帯が鳴り始めた。

画面に表示された名前を見て、臨は急いで通話ボタンを押した。

「もしもし?どうだった?姉さん見かけた?」

その一言で、紀美子と晋太郎は同時に彼を見つめた。

「本当に来るのか? 俺たちずっと廊下で待ってたけど、誰も来ないぞ?」

「そんなはずないよ!」

臨は慌てて時間を確認した。

「この時間なら、姉さんはもう着いてるはずだよ!」

「マジで来てないって。俺たち三人で見張ってたけど、誰も見かけてないよ」

臨の表情が一変した。

「ちょっと姉さんに電話してみる!後でまた連絡する!」

そう言って通話を切ると、紀美子が驚いた様子で訊いた。

「臨、誰にお姉さんを待たせてるの?」

「ちょっとした不良たち……」

臨はゆみの番号を探しながら、何気なく答えた。

その言葉を聞いた途端、晋太郎の顔色がみるみるうちに黒くなった。

「臨……お前、何をしてるんだ!?」

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