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第6話

Author: サンド
透はついに崩れ落ちた。

彼はステージを駆け下り、私を捕まえようとした。

「未央!ふざけるな!」

しかし、大山社長のボディガードが彼の前に立ちはだかった。

大山社長は冷ややかな目で彼を見下ろした。

「長谷川社長、どうやらこれ以上、提携の話を進める必要はなさそうだ」

そう言い残すと、彼は私に向かって軽く会釈し、部下を引き連れて振り返りもせずに会場を後にした。

主力投資側が去ると、他の投資家たちも次々と口実を作って退席し始めた。

彼を頂点へと押し上げるはずだった晩餐会は、完全なる茶番劇へと成り下がった。

透は床にへたり込み、顔色は死人のようだった。

青子は、人が去って空っぽになった宴会場を呆然と見渡していた。

事態がここまで悪化するとは想像もしていなかったのだろう。

晴美も慌てふためき、青子の袖を引っ張った。

「青子さん、これ……」

青子は苛立ちを露わにして彼女を振り払った。

「触るんじゃないよ!あんたみたいな疫病神のせいで!」

泥仕合の幕開けだ。

私は透の前に歩み寄り、あの離婚協議書を彼の顔に投げつけた。

「サインして。でなければ、明日のトップニュースは
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