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第118話

مؤلف: 星柚子
君江は今日、水戸家で夕食をご馳走になっていた。そして目の前で、奈穂が食事前にスマホを抱えて誰かと少しやり取りし、食後も部屋に戻ってまたスマホを抱えたまま何やら楽しそうにしているのを見ていた。

目尻も唇の端も、どう見ても笑っている。

考えれば――答えはひとつしかない。

「……付き合ってるの?」

突然の質問に、奈穂は呆気に取られた表情を浮かべた。

付き合ってる?――正修とは、そんな話をはっきりしたことはない。

けれど、この数日の二人の雰囲気は……確かに恋人っぽいところがある。

「言わなくていい、もう分かった」君江は両手で頬を包み、にんまり笑った。「今まさに『いい感じ期間』ね。あと一歩で関係確定ってやつ。この時期が一番キラキラしてるのよ」

奈穂の頬がほんのり赤くなった。だが、親友の前で隠す必要はなかった。

「……うん、私、多分彼に惹かれてる」奈穂は正直に言った。「でも今のところ、その気持ちはちゃんと自分の範囲でコントロールできてるわ」

「これは普通よ」君江は奈穂の手を軽く握りしめた。「だって奈穂ちゃん……前に散々なことあったじゃん。……いや、ごめん、不愉快な話するつもりじ
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