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第304話

Auteur: おやき
夜、二人は意気揚々と編集した動画をネットに上げた。翔のアカウントを使ったのだが、彼には百万以上のフォロワーがいるため、すぐに多くの注目を集め、急速に拡散された。

二人は興奮して清華に見せた。

「今日、あの老いぼれ二人と津田肇を尾行したんだ。有名なレストランで食事して、デパートで大量に買い物してたぜ。成金丸出しだ。それにバスを待ってる時、義姉さんが折れなきゃデマを流し続けて金を脅し取るって話してるのも撮った」

翔は心を痛めたように清華を見た。

「津田家ってのは本当にクズだな!でも義姉さん安心して、この動画でみんな真実を知るはずだ。そうすればあいつらがどんなデマを流しても、誰も信じないさ!」

湊もノートパソコンの画面を指差した。

「拡散が速い。コメント欄も津田肇たちの厚かましさを非難してる」

清華は感動したが、冷静でもあった。

「無駄よ」

「なんで無駄なんだ?」翔は眉をひそめた。「見ろよ、真実を知ったみんなは態度を変えて、義姉さんを支持し始めてる」

湊も言った。「あいつらは世論でお前を脅そうとしてるんだ。今、世論がお前の味方なら、脅しは効かないだろ」

清華は失笑した。
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