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第1128話

Author: 小粒キャンディ
茉白は一刻も無駄にせず、材料を受け取るとすぐに実験室に入った。

一花はそれが極秘のプロジェクトだと指示していたため、茉白に付き従う者は多くない。時間が少ない上に、その任務は非常に重く、誰もがかなりのプレッシャーに耐えて臨んでいた。

今日、茉白は四時間も眠っていない。ほとんど食事も水も取らず、一花が来なければ、実験室から出るつもりもなかった。

「どう?順調に進んでいる?」

「おおむね順調よ。あと二日もあれば、薬の製造が完了するわ」

一花はその言葉を聞いて、張り詰めていた表情が少し緩んだ。

二日。彼女の予想をはるかに上回っていた!

西園寺グループが国内で一番大きい製薬会社だとしても、一つの薬の製造工程は最短でも二週間以上かかる。

そのうち無菌培養だけで一週間以上は必要だ。

どうやら茉白のこの間の準備は万全で、新技術の価値も想像をはるかに超えている。なるほど、かつてM国が古い特許でさえ高額で購入したがったわけだ。

今後、西園寺グループがそれを大規模に応用すれば、その未来は計り知れない。

「お疲れさま。これは手土産よ。みんなに伝えて、終わったら休暇と、ボーナスは倍にするっ
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