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第48話

Author: 十一
部屋のドアを押し開けると、海斗は狂ったようにクローゼットを開け、次に凛専用の衣装部屋に向かった。そこには、ブランドバッグや服、彼が彼女に贈った時計やアクセサリーがすべて整然と並べられていた。

一つも欠けていない。

視線がチェリーのブレスレットに落ちた瞬間、彼の呼吸は急に荒くなり、目には怒りの色が浮かんだ。

これは二人が付き合って三年目の時、彼が海外から持ち帰った彼女の誕生日プレゼントだということを、彼ははっきり覚えていた。

チェリーの英語は「cherry」で、発音が「cherish」に似ていて、「大切にする」という意味が込められている。

つまり、彼女は彼にとって最も大切な人だった。

その時、彼女はこのブレスレットをとても気に入っていて、ほとんど手放すことはなかった。それなのに、それさえも置いていくなんて、まるで彼に対する愛情をすべて捨て去るかのように……

海斗はベッドの端に力なく座り込んだ。

彼は突然気づいた。凛は決してただの気まぐれで行動していたのではないと。彼女が言った一言一言は、すべてが本気だったのだ。

彼女は本気で、彼と別れようとしている。

……

「ガチャ
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Comments (2)
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千恵
あの子は ダーリン って呼ぶか。 気持ち悪い
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千恵
来たよ いまかの。 げー
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