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第340話

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静真の心は引き裂かれるようだった。激しい痛みが彼を襲い、もはや耐え切れないほどだった。声はかすれ、「月子、これ以上、俺を追い詰めるな……」と言った。

「私が追い詰めてる?違うでしょ!あなたの方こそ、ずっと私を苦しめてきたのよ!何度も何度も訴えてきたのに……聞いてくれなかったじゃない!」

月子は必死に抵抗したが、静真の力は強すぎた。

彼女は意を決して、彼に体当たりした。不意を突かれた静真は、床に倒れ込んだ。

とっさに反応したが、それでも頭を打ってしまい、一瞬、意識が飛んだ。

月子はその隙にすぐさま起き上がった。しかし、静真は素早く月子の肩を掴み、後頭部を押さえつけ、一気に距離を縮めた。

月子の涙が彼の顔に落ちた。「静真、彩乃はどこにいるの!」

彼女の熱い涙が落ちたところは、まるで焼けるように熱かった。

静真は歯を食いしばりながら言った。「戻ってくるって約束してくれたら、教えてやる!」

「馬鹿なこと言わないで!」冷酷な視線を向けた月子は、静真が油断している隙にテーブルの上の灰皿を掴み、彼の頭に叩きつけた。

「……月子!」

静真は咄嗟に身をかわした。その隙に、月子は彼の
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