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第637話

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月子が義理の姉になってくれてたら、きっとそう簡単に自分を断れないはず。もし断ったら、自分がチクたりすることもできるし、、月子が作った料理もまた食べられるようになる。それに、サンもいつでも呼び出せるようになる……

うっわ、今まで考えもしなかった。

月子が義理の姉だったら、こんなにいいことがあるの?

天音は月子の顔色を伺いながら、思いつきを次々と口にした。「どう?いいでしょ?私たちは家族同然になれるのよ。兄と復縁すれば、私はあなたの義理の妹になるんだから、いろいろと都合がいいじゃない。そう思わない?」

月子は彼女の目の奥の興奮を見て、天音と静真は自分の利益しか考えていないんだと改めて感じた。しかも、それを当然のことと思っている。

こういう考え方もある意味、いいのかも。

自分が楽しければ、それでいいんだ。

「考えてみてよ。兄とは、もともと愛し合っていた仲でしょ?復縁も簡単よ。それに、兄も今、あなたに気があるみたいだし。私は何も聞いてないけど、見てれば分かるわ。もしかしたら、また付き合えば、何かが変わるかも……」

「サンは静真のことが好きじゃない」

それを聞いて天音は一瞬、言
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