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第177話

작가: キラキラ猫
社内では、密かに彼女に想いを寄せる男たちが後を絶たなかったが、残念ながら遥は公私混同を嫌い、普段からあまり人付き合いを好まないのだ。

今回せっかく出張先で出くわしたのだから、裕太はこれを機にLINEくらいは交換したいと思ったのだ。

ドアの内側で、遥の心臓は口から飛び出しそうになっていた。

湊は彼女の唇の端を軽く噛み、吐息交じりに囁いた。

「あの男と、そんなに親しいのか?」

馴れ馴れしく名前で呼びやがって

遥は首を横に振った。

裕太が「中には誰もいない」と思って、早く立ち去ってくれることだけを祈っていた。

しかし、裕太は帰るどころか、ドアの前に立ち止まって一人言を話し始めた。

「遥さん?中にいるの?

前、同じ部署だった時から、ずっと君のことが好きだったんだ。

よかったら、友達から始めないか?」

彼が一言口にするたびに。

遥は、自分を押し付けている湊の気配が、どんどん凶暴になっていくのを感じた。

今にも彼女を食い殺しそうな勢いだ。

湊の手が、ドアノブに伸びた。

遥は焦り、目を丸くして彼を見た。

今ここでドアを開けられたら、服は乱れ、熱い口づけに瞳を潤ませた
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