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第788話

Author: キラキラ猫
夜が明け始めた頃。

海辺から知らせが届いた。

湊は腕の中で眠る遥を優しく叩き起こし、低い声で言った。

「真理、見つかったぞ」

遥は彼の手を掴み、目を大きく見開いた。

聞きたいけれど、怖くて聞けないような表情だ。

湊はそれを察して言った。

「真理は無事だった。今、隣の部屋にいる」

彼は遥を抱き上げ、バスルームへと向かった。

「先に顔を洗え。それから見に行こう」

湊はすべてを完璧に手配していた。

付きっきりで遥の身支度を手伝い、彼女を隣の部屋へ連れて行った。

真理は目を覚ましていた。毛布にくるまり、ちびちびと白湯を飲んでいる。

あちこち走り回って土埃にまみれた誠が、彼女の目の前にしゃがみ込み、その手を優しくこすり温めながら、時折毛布の中に手を入れて温度を確かめている。

彼は振り返り、部屋のエアコンの設定温度を上げた。

真理の声はひどく掠れていた。

「いいよ、電気毛布も使ってるし」

「低体温症寸前だったんだ。今は大事な経過観察の時期だ。まずは体温を上げないと。暑かったらすぐ言ってくれ」

急な温度変化は、かえって体温低下を招きやすい。

真理は一晩中外にいた
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