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第418話

Auteur: 玉酒
相手の狙いは、キシンプロジェクトの妨害。

そしてSRが関わっている以上、美穂に逃げ場はなかった。

SRのヒューマノイドAIロボットは、ちょうど「皮膚装着プロセス」という最重要フェーズに入っている。ラボではエンジニアたちが、半完成状態のロボットを取り囲み、パラメータ調整に追われていた。

美穂がラボに足を踏み入れると、技術ディレクターが重い表情で操作台の横に立ち、手に変形した人工皮膚のサンプルを握っているのが目に入った。

「どうしたの?」足早に近づき、サンプルの縁に触れる。本来なら人の肌のように滑らかで繊細なはずの素材が、不気味な灰色の斑点を帯び、端には不規則な皺まで浮いていた。

「水村社長、このロットの輸入バイオスキン、靭性テストがすべて基準を満たしていません」技術ディレクターは検査報告書を差し出す。「ロボットの骨格に貼り付けて三時間も経たないうちに、酸化反応が出ます。サプライヤーは原料ロットに問題はないと言っていますが、三回再試験しても結果は同じでした」

美穂は報告書をめくりながら、眉間の皺を深めた。

この素材はプロジェクトの中核資材。ロボットの外観品質を直接左右する。こ
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