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第36話

مؤلف: 灯ちゃん
匡介は、澪の心の中を見抜いているかのように付け加えた。

「いつからお前のことが好きだったのかは自分でも分からない。もしかすると、一目惚れだったのかも。ただ、今まで恋したことがなくて、この感情の正体が分からなかったんだ。だから、卑劣な手段で強引に引き留めて……逃げられたくない一心で執着してしまった。

お前を秘書にしたのも、マンションを与えたのも、すべてはお前が好きだったから。接待に連れて行くのをためらったのも、結局はお前が好きで、誰にも見せたくなかったからなんだ。

今までずっと、名前のある関係をあげられなくてごめん。雨の中、高架道路に置き去りにしたことも、本当に後悔してる。何より、石原をけしかけて怖がらせたこと、本当に悪かったと思ってるんだ。ごめんな、澪」

澪は匡介をまっすぐに見つめる。自分の中に築かれた頑固な壁が、崩れ去る音が聞こえたような気がした。

もう認めざるを得ないらしい。自分にも、もうこの男しかいないようだ。

共に過ごした3年間。この男は自分の人生そのものだったし、もう自分の一部となっている。

忘れられないし、忘れたくもない。

それに、黒崎家に戻った今、自分たち
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