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104・王様なのに

作者: 揚羽渓名
last update 公開日: 2026-09-24 19:30:39

「紐千切られた。なけなしのコルセットなのに」

「では次は鍵のついた鉄で出来たコルセットでも着けるか」

「それ全身貞操帯じゃん! そんなコルセット重くて歩けないよ!」

 思わず突っ込むと、途端にオズワルドは目を細めて口の端を上げる。その顔があまりにも優しくて思わず顔を背けてしまった。

 オズワルドの指先が私の胸に辿り着いた頃、一瞬さっきの男たちの行動が蘇りそうになったけれど、それ以上にオズワルドの指先が気持ち良すぎて思わず私は身を捩る。

「なんだ?」

「ん、気持ち良かった」

「……お前な」

 オズワルドは呆れるが、それは仕方ない。何度も言うが私の身体はもうすっかりオズワルドの気持ち良さを知っているのだ。

 呆れながらもオズワルドはまるで私を挑発するかのように胸の先端にそっと指を這わせる。

「あん!」

「悪い。手が滑った」

「嘘、ばっか。んん!」

 胸の先端を摘みながらオズワルドは私の顔を伺ってくる。それはまるで私が怯えていない
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    「紐千切られた。なけなしのコルセットなのに」「では次は鍵のついた鉄で出来たコルセットでも着けるか」「それ全身貞操帯じゃん! そんなコルセット重くて歩けないよ!」 思わず突っ込むと、途端にオズワルドは目を細めて口の端を上げる。その顔があまりにも優しくて思わず顔を背けてしまった。 オズワルドの指先が私の胸に辿り着いた頃、一瞬さっきの男たちの行動が蘇りそうになったけれど、それ以上にオズワルドの指先が気持ち良すぎて思わず私は身を捩る。「なんだ?」「ん、気持ち良かった」「……お前な」 オズワルドは呆れるが、それは仕方ない。何度も言うが私の身体はもうすっかりオズワルドの気持ち良さを知っているのだ。 呆れながらもオズワルドはまるで私を挑発するかのように胸の先端にそっと指を這わせる。「あん!」「悪い。手が滑った」「嘘、ばっか。んん!」 胸の先端を摘みながらオズワルドは私の顔を伺ってくる。それはまるで私が怯えていないかどうかを見定めているかのようだ。 だから私は自分からオズワルドの首に腕を回すと、そっと頬に口づけて耳元で囁く。「上書きして、オズ」 私の言葉にオズワルドは一瞬固まったけれど、すぐに私を片腕で抱きしめ返して言う。「ああ、当然だ」 と。 オズワルドは私の上に跨ると、いつもよりも数倍優しく胸を揉み始めた。ついでに髪を撫で、殴られた所に当たらないように慎重に口づけてくる。「激しくても大丈夫だよ」「馬鹿言うな。酷くなったらどうする。それにたまにはこういうのも良いだろ」「お姫様にするみたいな奴?」「お姫様とした事が無いから分からないが、多分そうだ」 半笑いでオズワルドは返事をすると、ゆっくり口を開いた私の口内に舌を滑り込ませてきた。いつものような噛みつくようなキスではなく、優しく歯列をなぞられるとそれだけでゾクゾクする。「ん、んぅ、っふ」 私がお姫様のようにされるがままオズワルドに口内を預けていると、そんな私が新鮮なのか、下腹部にオズワルドの

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