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第781話

작가: 木真知子
桜子は思いもよらなかった。

隼人が自分を連れてきたのは。

かつて三年間、彼女が一人で暮らしていた、あの部屋だった。

「んんっ......」

隼人は静かにベッドに降ろそうとしていた。

けれど、桜子は暴れる子猫みたいにじたばたして。

そのまま、彼の腕からすり抜け。

どさっ!

勢いよくベッドに突っ伏した。

幸い、桜子の顔は『整形ゼロ』。

もし作り物だったら、鼻が終わってたかもしれない。

「自分で転がったんだろ。俺はちゃんと下ろすつもりだったけど?」

隼人は目を細め、微かに笑みを浮かべた。

「クソ男......言い訳だけは一人前ね」

桜子は唇を尖らせ、不機嫌そうにうつ伏せのままぼそっと言った。

彼女は身を起こそうとしたが、

次の瞬間。

「きゃっ......」

隼人が素早く足首を掴む。

そのまま体を乗り出し、桜子の上に覆いかぶさった。

「ちょっ......足、放してよ!変態なの?」

スカートの中が見えそうで、焦りまくる桜子。

いくら身のこなしに自信があっても、

隼人相手じゃ子どもレベル。

隼人の指が、彼女の足首をしっかり掴んだまま。

その視線が。
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