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第 485 話

Auteur: 柏璇
亮介が中村家を引き継ぎ、中村家の未来の当主となった以上、ここで働き続けたいなら、彼の指示に従うしかない。

一方、日向インターナショナルのほうでは。

ちょうど真理が蒼司を問い詰めている最中、ふいに声が割って入った。

「ずいぶん賑やかだね?」

その声を聞いた途端、社員たちは一斉に散り、慌てて自分の席へ戻っていく。

――香坂社長だ!

香坂社長が来た!

ただ、真帆と枝里だけは、プロジェクト部の入り口と給湯室の前で様子をうかがっていた。

仕事がない時の彼女たちが何をしていようと、直哉は口を出さない。

だから今、彼女たちはとても暇だった。

直哉の姿を見た瞬間、明菜の胸に希望が灯り、震える声が漏れた。「香坂
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