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第 51 話

مؤلف: 柏璇
彩乃はその慶真と名乗る人物とは面識がなかったが、装いをひと目見ておおよその役どころは察した。

「寅年だけど、何か問題でも?」

真理は目を丸くした。

「まさか彩乃、あなたが寅年だったなんて?」

そう言うなり、彼女は蒼司へ視線を移した。

「蒼司、これは……」

彩乃はとどまらず、踵を返して厨房へ向かった。

まるで部外者のように用を済ませ、そのまま階段を上がっていった。

ピンポーン!

玄関に近かった真理が扉を開けた。

「おばあちゃん?」

車椅子に乗った由香が押されて入って来て、切迫した面持ちで尋ねた。

「どうかしら、慶真先生?」

この慶真先生は、由香の紹介で呼ばれたのだ。

慶真が答えた。

「ここは家の
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