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第7話

Penulis: まめだれ
電話の向こうで、航平はしばらく黙り込んでいた。

やがて、深いため息をつく。

「律人。やっと後悔してるって認める気になったのか?」

「後悔なんかしていない!」

律人は、痛いところを突かれたように声を荒らげた。

「俺はただ、あの偽造した手術同意書を誰に作らせたのか、本人に確かめたいだけだ!」

だが、詩織は、あの日の初雪と同じだった。

溶けたあとには、わずかな痕跡さえ残さなかった。

詩織につながる手がかりを少しでも見つけるため、律人は自ら車を運転し、東都第一総合病院へ向かった。

あらゆる人脈を使い、警察関係者の知人にまで頼み込み、院長に掛け合って、3か月前の産婦人科救急外来と廊下に設置されたすべての防犯カメラ映像を提出させた。

防災センターで、律人は最も大きなモニターの前に立っていた。

画面右下で刻まれていく時刻を、食い入るように見つめている。

映し出されていたのは、3か月前。

美羽のもとへ駆けつけるため、詩織をひとり家に残した、あの朝の映像だった。

「久世教授、映像が出ました」

警備責任者は額の汗を拭いながら、再生ボタンを押した。

映像が動き始める。

救急
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