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第 64 話

مؤلف: 一笠
最初の抗がん剤治療から1ヶ月近く経ち、凛は2回目の治療入院を迎えることになった。

前回の抗がん剤治療の苦しみはまだ記憶に新しかったせいか、凛は治療に対してどこか抵抗を感じていた。だから、なかなか病院に検査を受けに行こうとせず、だらだらと先延ばしにしていた。

この日の午後、凛はベッドで布団にくるまって寝ていたが、ドアが開く音に驚き、慌てて起き上がった。

スーツ姿の聖天が、大股でベッドに近づいてきて、何も言わずに凛の手首を掴んだ。

凛は少し慌てて、「何をするの?」と尋ねた。

「病院に連れて行く」

「行きたくない......」

聖天は凛に拒否する隙を与えず、彼女を抱き上げて部屋を出て行った。

「降ろ
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