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第8話

Auteur: ちょうどいい
母は、スマホのメモに残された私の日記を上から順に読み始めた。

母が最初に開いた日記には、こう書かれていた。

【今日、テストの結果が出た。でも、少しもうれしくない。私のほうが安奈より点数がよかったから。

家に帰るのが怖い。お母さんに成績を聞かれたら、何て答えればいいんだろう。また冷凍室に閉じ込められるかもしれない】

母は震える指で画面を送り、次の日記を開いた。

【やっぱり、冷凍室に閉じ込められた。お母さんに平手で何度も頬を打たれた。どうして安奈を苦しめるのって、何度も責められた。

悲しい。安奈を苦しめようとしたわけじゃないのに。

冷凍室は寒いし、おなかも空いた。でも、安奈がクマのぬいぐるみの中にチョコレートを入れてくれていた。甘いものを食べれば、このつらい気持ちも少しはましになるのかな】

さらに読み進めると、新学期初日の記録が現れた。

【新学期の初日。先生に学級委員をやらないかと言われたけれど、断った。怖くて引き受けられなかった。前にクラスの係を任されたとき、お母さんは3日間、一言も口をきいてくれなかった。

私は、安奈より優秀であってはいけない。

でも、どうしてだろ
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