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第 296 話

Auteur: 江上開花
「ここで言っておく。今日以降、あんたたちがこの業界で生き残れるなら、私は二度と人前に出ないわ!」

由紀子は相手が何を言おうと全く無視し、そのまま電話を切った。

彼女は今日、本気で怒っていた。

亜夕美が危うく事故に遭いかけたのも一つだが、静樹が奥手だったのに、ついに恋に目覚めて、好きな人を見つけたというのに、普段は静樹自身でさえ、細心の注意を払って、あの手この手で亜夕美を甘やかし、大切にしているのに、それがクソ野郎に台無しにされかけたのだ。

これで怒らないでいられるだろうか?

こちらで電話を切った次の瞬間、由紀子の携帯が鳴った。

広報部のディレクターからで、いくつかのリンクを送ったので確認してほ
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