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第 401 話

Author: 江上開花
亜夕美が怒ったのを見て誠はほくそ笑んだが、静樹の名前をここで出すわけにはいかないことも分かっていた。

誠は亜夕美に歩み寄り、二人だけに聞こえる低い声で、悪辣に囁いた。

「孤児の分際で、大人しく社会の底辺にへばりついていればいいものを。何が清高よ。静樹に取り入って、一気に勝ち組になれると思ったか?

言っておくが、俺があんたをひねり潰すなんて、アリを潰すより簡単なんだよ。

せいぜい尻尾を巻いて生きてろ。静樹に捨てられた時が、あんたの命日だ!」

亜夕美は鼻で笑った。「そう?

なら、どちらが先に地獄へ落ちるか、楽しみだわ」

言い終わるか否か、彼女の膝蹴りが炸裂した。誠は警戒していたものの、あやうく再起
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