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第 456 話

Autor: 江上開花
そうだ。もう、どうでもいいことなのだ。

だが、将臣は諦めきれなかった。そして、なぜ亜夕美がこれほどまでに自分を憎んでいないのか、その本当の理由にようやく気づいたのだ。

「亜夕美......許してはくれないか?脩太に免じて、もう一度......」

「無理よ」

許すことは、過去に地獄を味わった自分自身への裏切りでしかない。

もし彼女が死に物狂いで逃げ出す決意をしなければ、もし静樹が現れなければ――彼女は今頃、江武市から消えていたか、将臣の前で許しを乞う声を上げる機会さえ、一生得られなかっただろう。

そもそも、将臣にかつての栄光が残っていれば、あの傲慢な彼が、プライドを捨てて頭を下げることなどあり得
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